↓↓↓8年前に、ブログの読者から送られてきたメール。
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「骨盤を外に出すSWAY」というのが存在する。
ただし、この方法でSWAYを作ると「止まる」。
なので、このSWAYは進行方向を変えるときに使う。
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この「骨盤を外に出すSWAY」は、誰が言ったのか?
「公民館ダンスの教え魔爺さんに押しつけらた裏技」
だとすれば、みんなで一斉に馬鹿にするでしょう。
「イギリスの元世界チャンピオンから習った神技」
だとすれば、全員がビビって、口を閉ざすでしょう。
所詮、人間なんて、そんなもの。
相手が自分よりも上か下かで、態度が変わる。
初心者のルンバのヒップムーブメントは、
手足を固めて、骨盤で8の字を描こうとする。
ケツに習字の筆を差し込んで、ケツで字を書くような感じかな。
でも、「優秀な先生」にラテンを習うことで、
ヒップは、カラダ全体を使って動かすモノで、
むやみにケツを動かすんじゃないことを習得する。
じゃぁ、メールの「骨盤を外に出すSWAY」は、
それよりもハイレベルなのか、ローレベルなのか?
判断できない限り、下手な発言ができなくなる。
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一般に、日本の社交ダンスでは、
「骨盤を外(回転の外側)に出す」と姿勢を崩す
...とされている。
だけど、
「骨盤を全力で外に出しても崩れないホールド」
というものが存在するならば、話が別。
骨盤が崩れない(全身の)ホールドを作り
骨盤(という一つの部位)を外に出せば、
ボディの一部に制動が掛かり、ボディ全体が回転する。
そういう「夢のようなホールド」が存在するのか?
...という話。
存在するか、存在しないか?
存在するのであれば、
「その、夢のようなホールド、教えてください!」
ということにある。
存在しないのであれば
「いい加減なこと言うな! 有るわけ無いだろ!」
ということになる。
このあたりの「見えない上下関係」が、悩ましい!
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