問題です。
ナチュラルターンの右回転は、
「足の裏」から開始するのか?
それとも
「腕・肩、もしくは背中から開始するのか?
これ、プロの先生でも間違ってる人が多い。
安価なパーティでトラブルが頻発する事例です。
![kara024a.png](https://danceblog.miracle-dance.com/danceblog2022/archives/img/kara024a.png)
(元日本チャンピオン)檜山先生の本をみると、
ナチュラルターンの1歩目、右足がフラット、
というか、1歩目の足の裏全体が着地した時点で
「左ショルダーを大きく、前方に」伸ばしてます。
たぶん、日本のプロ教師の一般的な教え方だと思う。
(チャンピオンを否定するプロ教師は少数だろう)
写真を見ての通り、ナチュラルターンは、
1歩目の右足で床を踏むのと同時に、
左ショルダーを勢いよく、前方に伸ばしていく。
左足は後方に貼り付けて動かさないので
この時点では、足と骨盤は回転していない。
だから、日本の社交ダンスにおいては
回転は「腕・肩・背中」から開始する
これが、正解ですね。
なので、もし、パーティ参加者の中に、
「回転は足(足の裏)から起こすもの」
とか言うヤツがいたら、教え魔認定です。
おカネとって「足から回転する」とか教えてたら、
田舎では、その地域から追放されます!
それでも、わたし山象は、
「回転は足(足の裏)から起こすもの」
と思ってるので、地域からの追放組です。
実際、檜山先生からは、メール拒否されてる。
拒絶されてるから、ブログ書いてるんだわ。
孤立しても、絶対に、自分の考えは曲げない。
なぜ、この手のトラブルが起こるのか?
答えは簡単です。
くるぶしに体重をかけて、土踏まずの操作をすると
「足の裏・骨盤・背中」の順に右回転が伝わります。
床を踏むことで、時間差で、カラダ全体に右回転が伝わるってこと。
(Bタイプ)
一方、くるぶしから足の甲に体重を移してから、土踏まずの操作をするプロ教師のカラダは「腕・肩と背中と、骨盤は、逆方向に回転」しようとします。
腕・肩・背中を右に回転させると、骨盤は左に回転する。
この手のプロ教師は「足の裏から回転を起こす」ことができない。
肩と骨盤が、逆方向に回転する時の「ねじれ」を利用して回転を起こす。
(Aタイプ)
どう考えても、2つのタイプの踊り方がある。
にも関わらず、「プロ教師免許」を与える組織は
「2つのタイプの踊りの根本的な違い」を認めなかった。
プロ教師が、社交ダンスを衰退させた、致命的原因。
なので、違う先生に習ってる生徒同士では、
大抵は、ナチュラルターンの時点からトラブルが発生します。
実際に、AとBが、踊ってみると、
片方は「相手の腰が引けた」ように感じ、
もう片方は「途中から振り回した」ように感じる。
マジで、踊りにならん。
教える側のプロ教師同士が、踊りの違いを認めないから
習った人同士で、けんかになるわけです。
「プロ教師同士が、ダンスの議論」をすれば、
生徒はトラブルに巻き込まれないんだけど、
プロ講師は、自分の主張だけを繰り返すからね。
ただでさえ、少ない年齢層のダンス愛好者にとっては
この手の「教え方の違い」は、非常に迷惑な話。
すべては、金儲けのための「プロ教師免許制度」から来ている問題なんだよな。
「なにが正しいか」ではなく、「どっちが多数派か」で、ものごとを決めていく。
結果、初心者依存・高齢者依存の「プロ教師が教える社交ダンス」とか「初心者や高齢者に売れる本」とか作られる。しかしながら、習う側(特に若い人)の多くは、そんな「金儲けのためのダンス」を習いたいわけじゃないはず。
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