なんでもそうだけど、ものごとは、「進化」すべき...ですね。
社交ダンスの進化って何?
踊りの進化って、何?
過去に遡って、「立ち方の進化」を考えてみればいい。
ネコやイヌのような、4本足歩行から
人間は、2本足歩行になってます。
人間は、「究極の2本足歩行」を目指して、進化を続けるはずです。
じゃぁ、「究極の2本足歩行」とは???
これを考えることから、始めると、
2つの考え方をする「派閥」に、分かれるはずです。
一つ目の考え方:
進化とは、前足(腕)と後ろ足(足)の完全分離である
大きな荷物を両手で抱きかかえて、
荷物に振動を与えないようにして、
下半身だけを使って、しっかり歩く。
4本足との差別化、4本足からの離脱こそが、2本足の進化である。
社交ダンスにおいては、
ボディの移動は、下半身だけで完結できるようにする。
そのために、腕を完全に固定しても、踊れるようにしておく。
ボディを運ぶ役割は下半身だけに任せておけばよい。
上半身..というか、腕は何に使うのか?
腕は、さまざまな、ポーズをとったり、相手をいろんな方向に運んだり(リードしたり)する用途に使えばよい。
腕は、なんの制約も受けずに、足から独立して自由自在に動くので、「あこがれのトップスターと同じ社交ダンス」を踊り(振り付け)ができる。
二つ目の考え方
進化とは、前足(腕)と後ろ足(足)を連動させる動きの継承である
ネコが前足に体重を掛けると、骨盤が動いて、後ろ足が引きつけられる。
それと同じように、前足(腕)と骨盤と後ろ足(足)を連動させる。
手足が連動しない「後ろ足だけの動き」(下半身だけの動き)は、すべてNGとする。
4本足の動きの継承させて、2本足で動くことこそが、2本足の進化の前提である。
社交ダンスにおいては、
腕・骨盤・足が連動するのだから、
二人の「てのひら」でコンタクトとをっていれば、
自分の「てのひら」の変化で、相手のてのひらが変化し
相手の腕・骨盤・足が連動するから、相手も動くことが可能になる。
ただし、あこがれのトップスターと同じような「手足の連動」は不可能に近いので、永遠に「トップスターとは違った社交ダンス」となります。
明らかに、前者(赤)と、後者(青)は、「進化の方向性」が違う。
どちらも、「立ち方の進化」である。
前者(赤)と、後者(青)は、どんどん違う方向に進化していく。
前者(赤)の方向に進化を続けるプロ教師もいるし
後者(青)の方向に進化を続けるプロ教師もいる。
「両者の溝」は、どんどん深まっていくはずである。
当然、いろんなモノを見ている生徒には、迷いが生ずる
じゃぁ、迷ったときはどちらに進むべきか???
迷ったときは、立ち止まって、音楽を聴いてみるといい。
演奏者のソロも含めて、繰り返し聴いてると、
「進化」に対する方向性が、見えてくるような気がする。
どうでしょうか?
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