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「社交ダンサー・競技ダンサー麻戸洋輔・中村綾のblog」
の昨日の記事
社交ダンスは理論が多い?!(https://dancer-yosuke-aya.com/archives/77100660.html)
建前上は、その通りなんだろうけど、
重要なのは「そこじゃない」気がする。
具体例を挙げると、例えば、
「ワルツの基礎」と呼ばれる
ナチュラルターンのライズ
ボディが上昇する(ライズする)感覚は、
左足を前方に振りだして、
【13~16】の両足を開いていくタイミング。
「左足の甲」が最大に伸びるのは【15】であり
左足着地後【16以降】は、足を閉じるに従って、
左足の甲は曲がっていきます。
少なくとも写真で見る限り、そのように見える。
社交ダンス未経験者が観ても、そう見えると思う。
ところが、日本の社交ダンスは「違う」
足の甲を伸ばして「かかとを持ち上げる」のが「ライズ」であり
それが、日本では、社交ダンスの基礎だと教え込まれる。
違うんじゃないか?
写真を見るかぎり、そうじゃないだろ!
とか言うと、地域から、叩き出される。
日本のダンス教師が教える社交ダンス
いったい、どこに問題があるのか?
根本的な「理論」の捉え方の違いがある
写真を見ながら、どうやったら写真のように
「両足を、どんどん開くタイミングで、
ボディが上昇する感覚を得るには、
どんなカラダの使い方をすれば良いか?」
と考えていくことが「理論」だと、わたしは思う。
でも、日本の社交ダンスの「理論」は違う。
日本の多くのプロ教師の「理論」というのは
「支え足のヒールを持ち上げれば
ボディは高くなり、ライズができる」
「支え足のヒールを持ち上げることで
ボディを上昇感覚を体感しなさい!」
みたいな感じのレッスンが「理論」になる。
そして、それに疑問を持つ人は、
その地域から締め出されて、路頭に迷う。
「理論を理解する」とかいうのは簡単だけど
「社交ダンスの理論」って何?
いつも、疑問に思う。
「理論」に対する捉え方が違うのだから、
ダンス教師の教える「理論」に疑問を持ち、
疑問を持った結果「路頭に迷う人」が出てくる。
日本の社交ダンス、
「理論」と称して、教えてることが
根本的に「ズレている」気がして、
それが、社交ダンスをつまらなくしている
個人的に、そんな気がする。
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