初心者というか未経験者が入ってこないダンス界に、未来が無い!
そこで、社交ダンス未経験者にむけての「気になる授業」。
体育が苦手な人でも大丈夫。
カラダが堅い人でも大丈夫。
小学生でもわかる(かもしれない)
社交ダンスの「気になる」授業! 今回は2回目。
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自己紹介が遅れましたが、このサイトは「みらくるダンス.com (since2008)」といいます。
そして、このブログは「みらくるダンス.com 管理人のブログ」といいます。
いったい、なにが「みらくる」なのか? というと
社交ダンスは、ともかく「みらくる」な要素が多いんです。
社交的な要素よりも「ミラクル」な要素の方が多いんです。
そういう意味では「社交ダンス」は「みらくるダンス」と言い変えた方が、しっくりくる場合があります。
さて、本題に入りましょう。
昨日の続き、人間の動きってのは、面白いもので、
「壁際でしゃがむ」という単純な動作においても
【Aタイプ】と【Bタイプ】、2つの挙動に分かれます。
実は、これ、調べてみると、めちゃくちゃ面白い!!!!
試しに、「てのひら(掌)の折り曲げ方」を変えてみると、
たったそれだけで、「カラダ全体の挙動」が変わってきます。
「てのひら」を「B2のライン」で折り曲げると、
「Bタイプのしゃがみ方」がスムーズになります。
逆に、「てのひら」を「A2のライン」で折り曲げると、
「Aタイプのしゃがみ方」がスムーズになります。
「しゃがむ」ときには、「てのひら」のほんの僅かな変化が、カラダ全体に大きな影響を及ぼします。
「掌(てのひら)の変化」の、カラダ全体への影響力、
「てのひらの曲げ方」と「しゃがみ方」の関連性は、
腕を持ち上げて肘を固定した「社交ダンスのホールド」の位置で「最大化」します。
この関係を詳しく説明すると、こうなります。
男性ホールドでの「左手」、女性ホールドでの「右手」の
親指と小指の「指先(もしくは指の腹)同士」をくっつけると、
掌(てのひら)は「B2のライン」で折れ曲がります。
そうすると、「Bタイプのしゃがみ方」がスムーズになります。
逆に、親指と人差し指の「指先(もしくは指の腹)同士」をくっつけると、
掌(てのひら)は「A2のライン」で折れ曲がります。
そうすると、「Aタイプのしゃがみ方」がスムーズになります。
さらにいえば、
社交ダンスにおいては、男性の「左手のてのひら」と女性「右手のてのひら」は、お互いが握り合う形で、お互いのホールドを作っています。
ということは...
「白馬に乗った、おうじさま」が、お姫様の右手を優しく握りしめ、
「てのひらを、理想的な形に折り曲げて、てのひらの形状を変化させる」ことができたなら、
お姫様のカラダは、やわらかく、カラダ全体がスムーズ、それでいて伸びのある動きになる...と思われます。
逆に、ひたすら足形を追求する「おじいさま」が、なにも考えずに、お姫様の手を「ぎゅっ」と握りしめたとしたならば、
お姫様は、とても窮屈でカチンカチンな「足形追求型の動き」になる...と思われます。
腕を持ちあげて、肘を固定する社交ダンスでは、
「掌(てのひら)」の変化は、とても重要です。
掌の握り方と、僅かな変化のタイミングだけで、
お互いの「踊りやすさ」に雲泥の差が生まれます。
ともかく、社交ダンスは、実際にやってみるまで気づかない
不思議な要素、「みらくる」な要素が、とても多いんです。
「みらくる」な要素の無い、社交ダンスなんて、
クリープを入れないコーヒー
いや、コーヒーを入れないクリープ....
若い人は知らない昔のCMだけど、ともかくそんな感じです。
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