社交ダンスを練習するときは、
「ブレーキとアクセル」の意識をもって
練習すると、いろんなものが見えてきます。
水道の蛇口の先にホースをつけて、
水を遠くに飛ばすには、どうするか?
一旦ホースの先を絞ってから、少し緩める。
そうすると、水が遠くに飛ぶ。
社交ダンスも同じ。
一旦ブレーキを掛けて、アクセルを踏む。
これこそが、上達の秘訣だけど、
ブレーキの掛け方は、いくつかある。
太田先生は、支え足の真上(おそらくボールの上あたり)でブレーキを掛けている。
支え足がベタ、動く足の足の裏は垂直。これでブレーキ。
やってみるとわかるけど、支え足ベタで、
支え足の上でブレーキを掛けるのは、意外と難しい。
油断すると、惰力で足の上を通過してしまうから。
で...
太田先生の「ブレーキ&アクセル」は素晴らしい方法だけど、
これとは違う「ブレーキ&アクセル」が存在する。
太田先生とは逆に、支え足の足の裏を立て、動く足はベタで床を這わせる方法。
ヒールを浮かせた支え足の上でブレーキ。
ムーンウォークの原理で、ブレーキ&アクセルの練習。
もうひとつは、両足を大きく開いたところでブレーキ。
両足を開いた位置から加速して、止まらずに、足の上を通過する。
左右両方の大腰筋を均等に使う練習には、この方がおもしろい。
太田先生の方法と、太田先生と違う方法。
どっちが、社交ダンスの基本なのか?
どちらの練習をすれば、上達するのか?
いろいろ調べて行くと、太田先生の踊り方は、
東京とか、都会で大ブームを起こして可能性が高い。
そう、認識してるけど、実際どうなんだろう。
支え足(右足)の真上にヒップを乗せて、
右足ベタ足でボールに体重を掛けると、
ボディ全体に、ブレーキが掛かる。
そこで、左の広背筋を前方に押し出していけば
自然に(ナチュラル系の)回転動作が掛かって、
ボディが、支え足のボールを離れるときに、
勢いが付くので、大きく踊ることが出来る。
都会の競技選手は、競い合って、
太田先生が推奨する方法の練習をしてたんじゃないかと思うけど、
都会のことは、知らないんで...
実際、どうなんだろ。。。。。
わたしは、これ練習しても、上達しなかった。
いつまで立っても、まったく上達しなかった。
外国人のビデオを、じっくり観察してたら、
この方法を使わなくても、踊れるのがわかったので
この方法で踊るのを辞めた。
|