たとえ、到底受け入れがたい、悲惨な現実だったとしても、
現実は、現実として受け止める。
受け入れられない現実でも、時が解決してくれることもある。
「社交ダンスの Lower って、なんだろう?」の動画、
昨日の 10:00~22:00 まで、再生数ゼロ。完璧なゼロ。
良い評価とか、悪い評価とか、そんなレベルじゃない。
最後まで見るかとか、すぐに見るのをやめるかとか、
そんな高度なレベルじゃない。それが「再生数ゼロ」
動画を作る前に、練習相手(女性)の動きを確認して
それから、時間を掛けて、動画を作って、
その後、練習相手から、細かく、感想を聞く。
練習相手、曰く(言葉使いは違うけど)
今まで、ずっと知りたかったこと、
ずっとモヤモヤしていて答えが出なかったことが、
動画になっている。
きっと、多くの人が、一番知りたかったことだから
再生数、伸びるはずだよ
...と。
でも、現実は違う。
確かに昔は、そうだったし、自分もそうだった。
だけど、今は違う。
動画を紹介した2日目には、「再生数ゼロ」。
これが現実。 それが令和の現在進行形。
肌で感じる恐ろしさ。
わかっていても、現実を見ると、ぞっとする。
見よう見まねで、ワルツのボックスを習って
スクワットみたいに上下運動やって
「うまく降りれねぇ!」とか言いつつも、
なんか、違うぞ...という疑問を持ち、
正しい基礎を求めて、いろんな先生に習ったり、
いろんな情報を探しまくったり。。。
昔は、そんな人が、たくさんいたような気がする。
でも、今では、そんなダンサーは、日本国内には、
ほとんどいなくなってる可能性がある。
「ライズって何ですか?」「ロアって何ですか?」
というタイトルの動画を出して「再生数:ゼロ」。
この現実が、どういう意味を持つのか????
ダンスビュウ(先月号)をみたら、
昔はダンス教師のところに客が殺到したけど、
今は、食っていけない...とか書いてある。
言ってることが、お花畑...だと思う。
この動画が、いいとか悪いとか、それ以前のレベルとして
この動画の再生数が「ゼロ」という現状でならば、
「プロ教師のところに客が殺到する」
なんてことなど、絶対にあり得ない。
近い将来、全国のプロ教師のところに、
客が殺到することがあるならば、
その前段階として、動画の再生数が伸びる。
「○○ってなんだろう」の動画の
再生数がゼロのまま、
プロ教師のところに客が殺到することは
あり得ない....と、わたしは思う。
どうだろうか? それが、現実。
今の社交ダンス界は、
「生徒生活25年」とかの
お金持ちの人たちで、回っているだけ。
全部無料なのに「再生数:ゼロ」という現状に
もがき、苦しみ、やっと耐えている動画制作者。
それを、黙ってみている、大勢のプロ教師たち。
おそらく、なにも感じないんだろう。
「苦しみ」は、いろんなところに連鎖するよ!
初心者からみて、プロ教師よりも、
一般の先輩ダンサーの方が、身近な位置にいるから。
一般ダンサーが苦しんでいるのみて、
入ってくる初心者なんか、ほとんど、いないってこと。
一般ダンサーが
「無料で、自分が利さない行動する」
ことによって、
見えない現実が、はっきりと見えてくる。
そういうこと。
|