昔の人は、いいこというな・・・と思う
「触らぬ神に、祟り無し」
下手に関わると、ロクなことにならない
...ってことは、多い。
よくわからんけど、
こんなツイッター 流行ってるんか??
こんなの引用するってことは、
自ら地雷を踏みに言って、自爆するようなモノ。
ジョブスってのは、アポーとかいう「林檎印のボス」
そのボスに対して、マーケティング屋が放った台詞。
「顧客は、良い体験をすると、その話を3人に話す」
「顧客は、悪い体験をすると、その話を10人に話す」
その台詞を「ゼロから4年で100店舗」の社長が
「自社の仕組み作りの根幹にある考え方」
なのだと、ツイッターで解いている。
こんなことを言うヤツには、近づかない方が良い。
「触らぬ神に、祟り無し」とは、このこと。
この言葉、バカ正直に受け取ってはいけない!
なぜか???
接客業というか、客商売をやってる人で、
「カネを払ってくれる顧客に対して
意図的に、悪い体験をさせる店員」
なんて、そんなヤツはいない。
こんなのは、ちょこっと考えれば、わかる。
少なくとも、世界の「林檎印のボス」が、
そんなことに気づかないハズがない。
だとすれば、このツイッターの話は、なんなのか?
このツイッターは、何をいいたいのか?
そもそも「顧客が受ける、悪い体験」とは何か?
ってこと。 この点に気づくことが重要!
客商売の店員は、知らず知らずのうちに、
顧客に「悪い体験」をさせてしまうことがある。
おそらくは、悪意の無い「悪い体験」ってこと。
悪い体験は、顧客の周囲に、どんどん広まる。
(店員が意識して行なった)良い体験は
たった、3人にしか伝わらないのに、
(店員が無意識に行なってしまった)悪い体験は
すぐに10人に広まってしまう。
しかも、顧客が「悪い」と感じた体験は、
多くの場合、店員は気づかない。
その悪い評価は、店員の耳には、届かない。
店員の知らないところで、どんどん広まる。
さらにいうと、「良い体験」なのか
「悪い体験」なのかを決めるのは、
店員でも経営者でもなく「顧客」である。
(これも重要、わかってない店員は失格!)
だから、店員側は、
無意識に「悪い体験」をしないように
「悪い体験談」が広まらないように
日頃から、顧客の声に耳を澄まして、
「声なき声を、聞き漏らさない」ように
努力をしなさい。...って話
マーケティング屋なんて、
そういうことに甘くないはずだから、
あなたは、日頃から
「声なき声を、聞き漏らさない」
ように、努力してますか?
今、周囲を、見渡してみて
「声なき声」を、聞き漏らしていませんか?
「まさかと思うけど、
声になってる声さえも、無視してるとか、
そんなことはありませんか?
ありませんよね! 絶対に!!!」
..なんてことを、突っ込んでくるはず。
なので、「お金を貰う側の人」が、
こんなツイッターを引用していると
ブーメランがきて、「自爆」する。
「触らぬ神に祟り無し」だわ。
プロ教師や、ダンス教室など「教える立場の人」にとって、
「生徒」や「ダンス愛好者」など「習う立場の人」は、、
(直接の生徒でなくても)大切な顧客なはず。
発表会などで、顧客が「良い」経験をすれば、
顧客は、それを3人に伝えます。
だけど、「折角、カネ払って習い続けたけど、
地元で、満足に踊るところがない」
という「悪い経験」をしたとしたら、
顧客は、それを10人に伝えます。
「悪い経験」程度ならいいけど、
それが、「悲鳴」のような苦しさだったとすれば
もっと多くの人に伝わります。
今の「社交ダンス界」。どうなってますか?
顧客であるダンス愛好者が、悲鳴のような声を上げても
プロ教師(教える側)は、それを聞こうともしない。
「声なき声」とか、そんなレベルじゃない。
インターネットとか、SNSとかで、
ボリュームを最大にして、声を枯らして叫んでも
プロ教師は耳を閉ざすだけで、聞こうともしない。
もし、ダンスを教えるプロ教師が
「顧客は、良い体験をすると、その話を3人に話す」
「顧客は、悪い体験をすると、その話を10人に話す」
と言うことばを真摯に受け止めたならば
ここまで、ダンス界が衰退することは、なかったと思う。
「ゼロから4年で100店舗」の社長から見れば、
「4年で顧客激減」な「社交ダンス」という会社は、
「超!ダメダメな会社」ってことになるでしょう。
私自身、純粋な「顧客側」なら、
このツイートを、プロ教師に対して
思いっきり、ぶけてやるんだろうけど、
自分も「かがやき練習会」やってるから、
下手なことは言えない。
なので、深追いせずに
「触らぬ神に祟り無し」ってことにしておく。
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