日本のスタンダード種目は
「床を蹴っ飛ばして進む」派と
「床を蹴ってはいけない」派が
激しく対立している。
多分「床を蹴る」の元の英単語があって
それを「蹴る」と訳すかどうかで、
湾曲して伝わってるものと思われる。
「床を蹴っ飛ばして進む」派は
「床を蹴るな、床を押して送り出せ」
とか、そんな表現を使うから
「床を蹴るヤツは、誰もいない」
ことになっている。
建前上は...
「床を蹴る? 蹴らない」については、
ちゃんとした説明が、ない。
イギリス留学やってるトッププロでも、こんな感じ。
99%の間違いの中に、1%の正解がある
・・・って感じ。

イギリス留学やってるトッププロの
「日本人の歩き方」の説明だけど
これ、胴体が、まったく動いてない。
そもそも、歩き方の説明になってない。
前足で、床を踏み込んでから、
後ろ足で、床を蹴って進む???
それでいて、胴体は1ミリたりとも
前方に進まない....って
そんなやつ、おらんだろ!!!!
・・・と思ったら、
右の写真は右足が前、
左の写真は左足が前だから、
思いっきり、胴体が進んでる。
なんで、日本のプロ教師って、
こんないい加減な説明をするんだろ?
こんな歩き方している日本人、いるか?
ずっと、考えていたけど
「マック式スプリントドリル」の
受け売りだな....たぶん。
思いっきり、解釈を湾曲させてるけど。

正しいとされてる、欧米人の歩き方の説明もメチャクチャ。
こっちは、右も左も、左足が前。
そもそも、日本人との比較になっていない。
プロ教師だ、イギリス留学だいっても、
どういう条件での「比較」さえ
マトモに出来ていない。
大腰筋が正義の味方で、
大腿四頭筋が悪者とか、
ありえない。
前足に体重を乗せる前に
膝を緩めて、膝を前に倒して
「大腿四頭筋腱」を使うために
「大腿四頭筋」を使うといい。
そうすると、後ろ足を引き寄せながら
体重を前足に乗せていくことができる。
そのためには、前足が着地する直前に
「膝を曲げる動作」に入る必要がある。
膝をビンビンに伸ばしたまま
前足に体重を掛けたら、最悪な結果になる。
(外国人の動画、特にハイヒールを履いた女性の足の動きをみれば、わかる話なのに...)

なんで、日本のプロ教師は
外国人がやらないことを
「外国人の踊り方」として教えるんだろう?
そもそも、なぜ、こんな、カオスなことになってるのか?
単純に「床を蹴る」の解釈が
根本的に、違ってるような気がする。
若い人、入ってこないのは、当然。
なぜ、気がつかないのだろうか?
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