長年、社交ダンスをやってる人は、
素直で、クソ真面目な人が多い。
素直で、クソ真面目であるが故、
先生の言うことを信じて、疑わない。
(コロッと、騙されやすいタイプ!)
騙されやすい、3つの要素。
「本」を書く人は、自分より遙かに上の
「偉い教授」みたいな人だから、
本に書いてある(活字になっている)ことは、
すべてが「正しい」と信じ込む。
自分の知らない、クソ難しい筋肉の名前を
「世界を制する」とか「解剖学」とか、
そういう単語を聞くだけで、圧倒されて、
すべてが「正しい」と信じ込む。
「欧米人」は優れていて、
「日本人」は劣っているという、
劣等感を植え付ける表現を聞かさることで、
すべてが「正しい」と信じ込む。
クソ真面目で、素直な人ほど
簡単に騙されやすい、3要素。
一旦、騙されると、右も左も見えなくなり
言われるがママに、前だけを向いて進む。
明かな間違いにさえ気づかなくなり、
言われるモノ、すべてを「信じ込む」。

「世界を制したプロ教師」による
「欧米人の歩き方」...だそうです。
「致命的な間違い」があるの、わかりますか?
こういうデタラメなことを平気で言って
人を「騙す」のが、社交ダンスのプロ教師。
「大腰筋を使って歩いている」とか書いてあるけど
こんなものは、真っ赤な嘘。
左右の大腰筋(骨盤の近くにある深層筋)を
同時に収縮させながら、片足に体重を乗せると、
ルンバウォークのように、ヘソは横を向きます。
ところが、この本の欧米人は、違ってる。
ヘソを正面に向けたままで、片足の真上に
体重を乗せて、片足の真上で「停止」してる。
これって、
体重を乗せている方の大腰筋は収縮させて
反対側の大腰筋は、びよ~んと伸ばしてる。
本当に、欧米人は、こんな歩き方をしているんだろうか?
「大腰筋を使え」と、誰かに聞いたから、
左の大腰筋を使って、右の大腰筋を緩めてる。
右の大腰筋を使うときは左の大腰筋を緩める。
確かに「大腰筋」を使ってることになるけど、
根本的に「大腰筋の使い方」が違ってる
・・・・ような気がする。

社交ダンスであれ、ストリートダンスであれ
わたし(山象)が考える、ダンスの基本は
左右の「大腰筋」を同時に収縮させる
...という絶対的な条件をつけて、
少しづつ、片方の足に体重を移していったとき...
上半身は、どのように変化するのか。
ネックは、どう変化し、視線はどうなるのか?
腕はどのように動き、指先に変化が及ぶのか?
左右の足の足の裏に、どんな変化が起きるのか?
そういうのを、学ぶのが、ダンスの基本だと
わたし(さんぞう)は、考えるけどな....
「筋肉で、世界を制したプロ教師」のように、
片側の大腰筋を「びよ~ん」と伸ばして、
後ろ足を伸ばしたままで、
エイヤ!っと、片足の上に体重を移したら
その時点で「終わってる」気がするけどな...
あくまで、個人の感想です。
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