スタンダードのホールドを作るとき
肘(ひじ)は、真横なのか?
それとも、斜め前なのか?
先生が、どっちで教えているのか?
先生が、どっちで踊ってるのか?
それは、習っている女性の右腕でわかる。
どっちでもいいと思うけど、
どっちを選ぶかによって、
「根本的な、基礎が」違ってくる。
▼肘(ひじ)は「斜め前」派(てのひら下向き)

▼肘(ひじ)は「真横」派(てのひら上向き)


なにが違うのか?
ホールドの「原点」が違う。
ものすごく、単純だから
好きな方を選べば良いし
好きな方の先生に習えば良い。

▼「肘は斜め前」のホールドの特徴
足首の屈伸は、やりづらくなる。
「足の裏」と「てのひら」を、
積極的に変化させることによって
「動きを生み出す」ことができる。
言い方を変えれば、
足の裏を変化させることが出来なければ、
このホールドでは踊ることが出来ない。
▼「肘は真横」のホールドの特徴
足首の屈伸を、自由自在に行える。
足の裏の屈伸を最大限に使えば、
大きく踊ることができる。
足の裏・てのひらを変化させなくても、
足首の屈曲だけで、踊ることが出来るし
そもそも、足の裏を変化させるのが難しく
練習すればするほど、「足の裏を変化させない使わない踊り」になってくる。
■生徒を集めるのに効果的なのは?
高齢者サークルで、人を集めるなら
「肘は真横」一択でしょう。
高齢者に「足の裏の変化」なんて無理!
「てのひら・足の裏を固定したまま」で、
それなりに踊れる方法を研究したら
「肘は真横」で統一することになりました!
...って具合なんでしょうね。
それが儲けてきたのが「ダンス雑誌」と
「多くのプロ教師」でしょう。
「プロA級」が、高齢者のケツを追いかけるということは、
「プロA級」が「社交ダンスの魂を捨てる」のと同じこと。
燕尾服を着たゾンビ・・・だな。
「ビル・アービン」のホールドで
力を抜いて、シャドウしていれば、
自然に、足の裏が使えるようになるよ。
高齢者のケツを追いかけている
プロA級のダンス教師に習わなくても、
足の裏が柔らかくなってくるよ。
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