雑誌ダンスビュウ(モダン出版)が、通販で売り出している
「ダンス・マスクマン」
JBDFの競技会でも、使用OK。
というより、積極的にこれを取り入れようとしているらしい。
ほんとうに、これ、大丈夫なのだろうか?
連続して、激しい動きを続けていても、息苦しくならないのだろうか?

累計販売枚数1,000枚突破!
ダンス競技/パフォーマンス用透明マスク「ダンスマスクマン」
特徴
■前方への飛沫を100%カット
■激しいダンス中でも十分な呼吸ができる安心構造
■表情が見える透明仕様
■洗って何度でも繰り返して使える長持ち仕様
■ビッグコンペで正式採用
これ、激しい運動の中で使って、大丈夫なんだろうか?
人間の呼吸は、
空気中の酸素を取り入れて、
二酸化炭素を吐き出す。
激しい運動になればなるほど
酸素が必要になってくる。
ところが、ダンス・マスクマンだと
あまり空気が入れ替わらないので、
自分が吐き出した二酸化炭素を、
もう一度、吸い込んでしまうハズ。
体内に吸い込む空気の「二酸化炭素濃度」が
どんどん高くなってくるように思うけど、
これって、危険性ないのだろうか?
さらに、吐き出す空気は、体温に近い。
吸い込む空気の温度も高くなっていく。
これって、危険性ないのだろうか?
暖かい空気は、上に昇っていき
冷たい空気は、下に落ちていく
ところが、ダンスマスクマンは、
上の方が完全に密着されており、
換気できるのは、下の部分だけ。
つまり、吐き出した暖かい空気が、
上に抜けずに、鼻の部分にたまる。
しかも、その空気は、二酸化酸素濃度が高い。
マスクマンの中の空気は、循環しない。
激しい運動の中で、その空気を、もう一度、吸う。
この繰り返して、危険性は、無いのだろうか?
息苦しくならないのだろうか?
実験してみればいい。
小さめのポリ袋の一部に穴を開けて、
ポリ袋の上の部分を、鼻と口にくっつけて
呼吸を繰り返してみればいい。
どんどん、ポリ袋の中に、二酸化炭素がたまっていくはず。
だんだんと、息苦しくなってくるように思います。
少なくとも、こんなのが、カラダに良いとは思えない。
日本の社交ダンスって、こんなのばっかし。
最初に結論ありきで、理論が破綻してる。
「おかしいぞ!」と思って調べてみたら、
根本的に、なにかが歪んでる。
日本のプロ教師が、絡んでくると、
そんなのばっかし。
まともな理論など、あったもんじゃない。
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「ダンス・マスクマン」は、
水泳のインストラクターが使う「プール・マスクマン」
を、社交ダンス用にして「dance maskman」のロゴを入れたモノ・・・っぽい。
水泳だと、不織布マスクはダメだし、
水泳のインストラクターは、激しい運動をしない。
というより、プールに立って、生徒を指導するために使うモノであって、
ダンスマンをつけて、泳いだりしない。
それを、「ダンス・マスクマン」という名前にリネームして
競技会の激しい運動でも大丈夫! として売り出す。
なんか、違うような気がする。
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