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みらくるダンス.com管理人ブログ2021
  > カテゴリー別保存〔プロ教師に伝えたいこと〕への投稿

このページは、カテゴリー「プロ教師に伝えたいこと」の、すべての投稿です。
新しい投稿が上、古い投稿が下 になるように並んでいます。

2021年07月07日(水)
 投稿916  "フラット"は"ベタ踏み"では無い! (click)
2021/07/07(水) 08:14:53
 カテゴリー[ プロ教師に伝えたいこと ]

日本のプロ教師は、よく
 「一歩一歩、足の上に乗って進め!」
という。
結果、すべての生徒はその通り実行して、
ドツボに嵌まるパターンがある。

左足の上に乗って、
右足の上に乗って、
乗って・乗って・乗って・・・・
と教える。

結果、足の裏の「べた踏み」で
カラダを前後に進めたり
足の裏の「ベタ踏み」で
カラダを捻って回転したり。

多くの生徒は、そう理解する。

左足で、ベタ踏み
右足で、ベタ踏み
ヒールを持ち上げて、ライズ!

それが「社交ダンス」の基礎だと思い込む。

つま先を持ち上げて、ヒールから着地
そのあと、足の裏全体で、ベタ踏み
これを「フラット」だと教える!
そして、ヒールを持ち上げて、ライズ。

後退は、足の裏が観客に見えるように着地し
素早く、足の裏全体で、ベタ踏み
そのあと、靴のヒールで、床を踏みつける。


スタンダードを教えるプロ教師の8割は、
そう教えてるはずだし、
スタンダードを習う生徒の9割は、
(特に、ダンス歴の長い人のほとんど)は
そう理解して、そう覚え込むはず。

田舎だと、これと違う動作をする人は、
 確実に、その地域から叩き出されるし、
地元で、習う先生がいなくなって
 ダンスを続けることができなくなる。

田舎でダンスを続けたければ、
 足の上に乗って・乗って・乗って。
 足の裏は、ベタ踏み・ベタ踏み・ベタ踏み

これが、「社交ダンスの絶対条件」になってる。

「日本の社交ダンス」は、それでいいのかもしれないけれど
「世界の社交ダンス」は、そうなっているのだろうか?
日本の「これからの社交ダンス」は、これでいいのだろうか?



ranking_v9.png

バレエや、ストリート系ダンスでは、
こんなのは、絶対にあり得ないだろうから
バレエや、ストリート系ダンスの経験者なら
こんな教え方をすれば、辞めていくだろう。

なぜなら、彼らは、足の裏の「フラット」を、
靴のヒールの部分が、床に僅かに接する状態
だと認識しているハズだから。


足裏「フラット」で、回転すると、
ボディが超安定した状態で回転が出来、
回転終了時に、ブレーキが掛かるようになった。
・・・とか、
足裏「フラット」で前進・後退すると
ボディが安定して大きく進めるようになった
...とか、

そのいう人の、安定する時の「フラット」は、
「靴のヒールの部分が、床に僅かに接する状態」
を維持している立ち方(足の裏の使い方)のはず。

断じて、「足の裏のベタ踏み」では無いはず。

バレエやストリートダンス経験者は、
「足の裏のベタ踏み」を拒絶すると思います。
何も知らない初心者なら「足の裏のベタ踏み」で
ボディのふらつきは止まるけど、だからといって
「足の裏のベタ踏み」が「正しい」とは限らない。


だけど、多くの「社交ダンスのプロ教師」は
(都会の上級プロは、さすがに違うだろうけど)
「フラット」=「ベタ踏み」との認識の元で
多くの生徒に、社交ダンスを教えているはずだし
多くの生徒は、そう認識してると思われます。

結果、全国至る所で、
「乗って・乗って・乗って」の号令が掛けられ、
「ベタ踏み・ベタ踏み・ベタ踏み」
な社交ダンスが踊られる。

「しっかり乗れ」が「ベタ踏み」だと思い込んでいるから
誰も、それが不自然だとは思わない。

バレエやストリートのような足の使い方は出来なくても
「ベタ踏み」なら、誰でも出来る。
だったら、みんなで楽しく集って、
「ベタ踏み・ベタ踏み・ベタ踏み」
な、社交ダンスやっていれば、
みんな平等、だれも落ちこぼれたりしない。
これは、これで、楽しいかもしれない。

だがしかし、
そこに「将来性」はあるのだろうか?

ほんとうに、それが、
「正しいダンス」と言えるのだろうか?

ほとんどのプロ教師が
「フラット」=「ベタ踏み」だと、
生徒に教え込んでいる地方は
社交ダンスそのものが「絶滅」すると思う。

みんなで、「ベタ踏み」ダンスをやって、
みんなで、歳を取って引退。
高齢者の引退とともに「絶滅」する。
高齢者のあとには、何も残らない。

多くのプロ教師が、足裏「フラット」を
足裏「ベタ踏み」と勘違いしている限り
そんなところに、若い人は入ってこない。

...と、わたしは思う。


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2021年06月11日(金)
 投稿883  前傾の限界で立つ練習 (click)
2021/06/11(金) 20:45:33
 カテゴリー[ プロ教師に伝えたいこと ]

マイケルジャクソンとか、
ストリート系のダンスでは
「前傾の限界で立つ練習」というのがあるはず。

じゃぁ、社交ダンスはどうか?

watari022.jpg
なんか、ラテンでは、あるっぽい。

じゃぁ、スタンダードはどうか?

「前傾の限界で、立ち続ける感覚」を、
養う練習を、日頃からやっていれば、
つま先をよりも前方に、
骨盤を移動させた体勢でも、
ボディを安定させることが出来るはず。

ただし、日本の社交ダンスにおいては
前傾の限界で立ち続けたら、
「先生に叱れる」可能性は非常に高い。

だけど、先生の知らないところで
「前傾の限界で立つ練習」をして、
下半身は前傾の限界だけど、
上半身は垂直に保つことが出来れば、
「垂直立ちが命」なプロ教師にバレないように
骨盤を前方に移動させることが出来るはず。

前傾ベースの踊りがバレたら、
先生に、思いっきり叱られるからね。
先生にバレないように、上半身は垂直。
骨盤の下だけで、前傾姿勢を取りましょう。


ボールの上に垂直に立った姿勢で
ボールの上に骨盤を置いた位置から、
片方のボディを押し出しながら、
片方の足を出していくのと

前傾の限界まで、骨盤を前進させておいて
片方の足を出していくのでは、
ボディの使い方が違ってくるし、
骨盤まわりの筋肉の使い方も違ってくる。

当然ながら、支え足のバランスの取り方も違ってくる。

じゃぁ、
前傾の限界を知っている人と
前傾の限界を知らない人、
どちらが、理想的なのか?
どちらが、大きく踊れるのか?

インターネットの中には、
たくさんの貴重な情報が転がってます。

社交ダンス絡みのブログで、
前傾の限界について書いてあるブログを見つけたら
そこには、必ず、上達のヒントがある

と言うか、上達のヒントが隠されている
...と、わたしは思ったりする。


ranking_v9.png


6月11日(金)の感染者数
東京435、大阪134、愛知149
石川7、福井3、富山1

石川県は、金沢、内灘の両市町の10歳未満~80代の男女。

▼新規クラスタ
なし
▼既存クラスタ
2人が、児童福祉施設の関係(累計24人)
▼その他
3人が、既に公表されている感染者の濃厚接触者または接触者
2人が、感染経路不明


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2021年06月10日(木)
 投稿880  富裕層・上級ダンス民(上級国民と忖度) (click)
2021/06/10(木) 06:32:37
 カテゴリー[ プロ教師に伝えたいこと ]

タイトルの「富裕層・上級ダンス民(上級国民と忖度)」

なんか、タイトルだけで「日本インター」という言葉が頭をよぎり
「背筋がピーン」とならずに、「脳ミソがピーン」となる。

ブログランキング参加者のブログのなかに、安東先生のブログがある。
◇安東ダンススクールのBLOG◇ > 方向性を変える
たしかに、言ってること、間違っていないけど、
最大の問題は、そこなんだろうか?

なんか、違うような気がする。
それだけなら、犠牲者、出ないでしょ?


日本の社交ダンスは、
「古株の富裕層」に依存している。
いや、待て! そうじゃない?

日本のプロ教師が依存しているのは

富裕層? 上級国民? 上級ダンス民?

どれだ???
プロ教師側から、上級ダンス民への
「忖度」って、ある? ない?

現実は、もっと面白いはず....

-------------

「みらくるLabo」に面白い話があって、

index-cbm.png
1本の棒を用意します。 そして、両足を揃えたところから、(補助足ナシで)右足を踏み出します。
まず、,背中に棒を挟んで、ナチュラルターンをやってみます。
次に、前方に出した両腕に、軽く棒を乗せて、ナチュラルターンをやってみます。

明らかに、背中の動きが変わります。

これと同じで
日本版shall we danseの役所広司(姿勢矯正器)と
米国版shall we danceのリチャードギア(長い棒)。
レッスン描写が変わってますね。

だけど、日本の社交ダンスは、昔も今も変わらない。

古いモノを使い続けるために、
ぶっ壊れるまで、アップデートしない!
意地でも、アップデートしないのが、
日本の社交ダンス理論。

昔からのおカネ持ちを守るため、
たくさんのカネを、プロ教師に貢いでくれる
上級国民(上級ダンス民)の基礎こそが
社交ダンスの「正しい基礎」だと教える
それが、日本のプロ教師。

世界の社交ダンスは変わっても
日本の社交ダンスは変わらない。

アップデート
しない、させない、
プロ教師!

若い人が主体のラテンは変わっても、
高齢者主体のスタンダードは変わらない。
変わることができるけど、
変えようとしないのが、日本のプロ教師。

ダンスの基礎が変わっても
「上級国民」の踊りは、変えてはいけない。
だから、上級国民の基礎こそが
「日本の社交ダンスの基礎」なんだよね。

逆らうヤツは、消し去ってもいい
なにがあっても、上級国民を守れ!!!!

これが、至上命題なんだろうな。たぶん。

スタンダードの基礎、
昔と今では違います
なんて言おうものなら、
プロ教師の仕事、なくなるからね。

昔ながらの「上級国民」が主役です。


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2021年04月09日(金)
 投稿775  最強のアジェンダ (click)
2021/04/09(金) 06:45:18
 カテゴリー[ プロ教師に伝えたいこと ]

昨日は「レジェンド(伝説)」だったけど、
今日は「アジェンダ(agenda)」。
agenda は「会議で論ずる事項」という意味らしい。

社交ダンスにおいて、最強の議題は、
 「何故、タンゴのホールドは、両足を揃えずに、
  右足を半分後ろに、ずらして立つのか??」

これに関する議論こそが、「最強のアジェンダ」であり
このテーマに、強い信念をもち、
その信念を貫き通すことこそが、
上達の最短コースだと言える。

当然、「アジェンダ」には、理由がある。
そして、その理由に従って、上達を極めていく。

だとすれば...
tango01a.png
両足を揃えてから、右足を後方にずらしていく
「スリップバック」の理由を追求し、
「自分が正しいと考える理由」に基づいて、
強い信念を持って練習することこそが
最強のアジェンダ」のように思います。

日本の社交ダンス界において、
非常の多くの支持者を持っている、
金沢正太先生のスリップバックは【D】

pro014a.png
理由を調べてみると、
pro034b.png
足の裏の「バランス・ライン」と称するモノが
踵(ヒール)(のインサイド←重要)から、
親指側にまっすぐ抜けると、
「あおり」がおきて、「ライズ」が生ずる。

タンゴで、ライズが起きるのと、
先生に、おもいっきり叱られる!

そこで、世界中のダンサーが
「ライズが発生しない」歩き方を議論したら
両足の爪先を「左斜め」に向けて歩く方法が、
最善であるという結論に達しました。

....みたいな感じでしょうか。

pro034a.png
確かに、金沢正太先生のいうとおり。

というか、金沢正太先生の師匠は、
誰かわからないけど、
「金沢正太先生の師匠」とする流派というか
グループ(およびその師匠のイギリス人?)は、
ほんとうに、凄いと思う。

足の爪先をまっすぐ前方にむけて、
まっすぐ前方に(壁に向かって)
前進すると、ライズが起きる。

だから、爪先を左斜めに向けて、
まっすぐ前方(壁に向かって)
前進すれば、足の裏が床に貼り付いて
ライズしないので、先生に褒められる。


タンゴの「スリップ・バック」ってのは
  「ライズしたら、先生に叱られる」
という、たったそれだけの理由で行なうものなのか?

日本中のプロ教師と呼ばれる人たちは
みんな、そう思っているんだろうか???


例え、日本中のプロ教師を敵に回したとしても
わたしは、「違うんじゃないか!」と言う。

両足の爪先を、正面に向けた場合でも、
「ライズが発生しない」歩き方は存在する。

ムーン・ウォークの応用で、
前進・後退動作を繰り返せば
「ライズ」は発生しない。

つまり....
支え足のヒールよりも
動く足のヒールの方が低ければ
ライズを発生させずに、歩くことが可能。

また、支え足のヒールが
床についているときも、ライズは発生しない。

したがって、
両足の爪先が正面を向いていても
ライズを発生させない歩行は可能。

だから、
「ライズしてはいけない」という状況に置いても
必ずしも「斜め歩き」をする必要は「無い」!!

これが、真実。

繰り返し言うが、
教え魔の源は、プロ教師である

本件に限らず、「プロ教師のアジェンダ」は、
おかしな固定概念から、スタートしている。
だから、いろんなところが歪んでくる。

プロ教師は、教え魔を馬鹿にするけど、
教え魔の源は、プロ教師なのである。


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2021年04月08日(木)
 投稿773  超!レジェンド (click)
2021/04/08(木) 08:18:03
 カテゴリー[ プロ教師に伝えたいこと ]

日本の社交ダンスにおける、レジェンド(legend)

というか、一般的な常識を根底から覆した、
日本の社交ダンスを変えた「伝説」!!!!

日常生活の中で、これを繰り返すだけで、
社交ダンスの踊り方が、劇的に変化する。

pro014a.png
社交ダンスを知らない「一般人」は、
いつも、足の爪先を、進行方向に向けて歩く。

だけど、社交ダンスの上達するときは、これではダメ。

両足の足の向きを左に45度回転させて、
爪先を、左斜め前に向けて、ひたすら歩く。

ダンス教室においては、最初の15分は
「爪先を、左斜め前に向けて歩く練習」
をして、その後で、レッスンに入る。

社会人の毎日の通勤の際、
必ず、爪先は左前45度に向けて歩く。
学校教育においては、
廊下を歩くときは「必ず、爪先は左45度」

pro014c.png

これを徹底すれば、日本は「タンゴ王国」になる。

1~2週間くらいでは、効果がでないけど、
日常生活にお手、3ヶ月くらい、徹底して、
「爪先、斜め歩き」をやってるひとは、
背筋がピーーーンと伸びてくる
....と思う。


この本の愛好者は、日本中でたくさんいるし
この本(ダンスの本の中では)爆発的に売れたはず。

ともかく、騙されたと思ってやってみるといい。
騙されたと思って、
ひたすら3ヶ月間。
斜め歩きを、徹底して、実践してみるといい。

(わたし、山象は、死んでも「やらない」けど、
他の人は、プロ教師を信じて、やってみて欲しい)

===================

これが、日本のプロ教師が教える社交ダンス。

もし、これが間違っているのであれば、
全国のプロ教師から、批判が出てくるはず。
(本の出版社は、ダンスファンの会社だし)

でも、プロ教師の批判は皆無だからね。

日本のプロ教師は、
一般人が一般人に教えることに関して、
「教え魔」だのクソだの、
上から目線で批判すること多々あります。

ともかく、一般人を馬鹿にする。

じゃぁ、金沢正太先生が教える
『左斜め歩き』は、どうなのか?
爪先を左斜めに向けて、壁に向かって進む。

子供のいる社交ダンスのプロ教師は、
自分の子供に、「斜め歩き」を叩き込んでみればいい。
子供が泣こうが喚こうが、歩く時には斜め歩き。
爪先を正面に向けて歩いたら
殴りつけてでも、「斜め歩き」をさせる。

そうしたら、その子供、
タンゴが飛躍的に上達して、
世界チャンピオンになれるかもしれない。

プロ教師と呼ばれる人たちは、
まず、自分の子供に「斜め歩き」を
徹底的に強制したらどうだろうか?

必ず「伝説」が生まれる!
社交ダンスの「レジェンド」だな。


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2021年03月22日(月)
 投稿740  「足を揃えろ」の意味 (click)
2021/03/22(月) 05:56:20
 カテゴリー[ プロ教師に伝えたいこと ]

久々に「プロ教師に伝えたいこと」のカテゴリーで書いてみます。

社交ダンスでは、「足を揃える」という「日本語の単語」が、頻繁に使われているように思います。
多くの人は、大抵、この言葉に「嵌まる」。
この言葉のドツボに嵌まると、抜けられなくなる。

人間の足は2本なので、「足を揃えろ」は
「左足と右足を、揃えなさい!」という意味になる。

「脱ぎ散らかした靴を、揃えなさい」なら、
左右の靴をぴったりくっつけてやればOK。
靴は、筋肉も意志もなく、自分で動かない。

だから「靴」であれば、単純に、
「揃えろ!」=「くっつけろ!」という意味。

でも、人間の足は、そうじゃない。
だけど、プロ教師が教える日本の社交ダンスでは
 「両足を揃える=両足を閉じる=close」
という意味で使われることが、多いように思う。

「揃えろ」は 「goo辞書」を見ると、

1 二つ以上のものの、形・大きさなどを同じにする。
 「ひもの長さを―・える」「彼とセーターの柄を―・える」

2 (二つ一組みのものなどを)きちっと整った状態にする。整然と並べる。
 「脱いだ履物を―・える」「両手をひざの上に―・える」

3 全体を一つにまとめる。調和させる。
 「口を―・えて反対する」「色調を―・える」

4 必要なもの、あるべきものを集める。欠けたところがないようにする。
 「スタッフを―・える」「機材を―・える」「耳を―・えて借金を返す」

となっている。

なので、「両足を揃えろ」という日本語は、
「左足と右足は、同じ筋肉の使い方をしなさい」
「左足と右足は、左右対称にして立ちなさい」
という意味になるはず。

実際、両足を左右対称にすれば、
「左足と右足は、ぴったしくっつく」けど、
だからと言って、
左足と右足は、ぴったしくっつける方法は
「左右対称な足の使い方」とは限らない。


教える側が「しっかり足を揃えろ!」
とか、「足が揃って無いヤツは、失格だ」
とか、そんな指導をしていたとしても、
習う側は、
 「両足で、同じような足の使い方をしなさい」
という意味で受け取ってはいけない。

日本語の「揃える」の意味に従って、
「左右対称を意識して、確実に、両足を揃える」
つまり、
「左右の足で、同じ筋肉の使い方」をすれば、
確かに両足は「ぴったり、くっつく」けどね。
(くっついてしまうこそ、ドツボに嵌まる)


タンゴに、「クローズド・プロムナード」
というのがある。(SQQSかな)
プロムナード(英語読みはプロミナードかな)
は、「散歩道」とか「散歩」という意味。

始まりと終わりは、「クローズ(ド)」です。

tango01a.png
クローズド・プロムナードの
始まりと終わりは、クローズ(ド)です。
【A】~【D】のどれかです。

両足を揃えている【S】で始まるのも
両足を揃えた【S】で終わるのも、正しくない。

明らかに
「クローズ」と「両足を揃える」は違う!

少なくとも、床に片方の踵(ヒール)がついているときに
「クローズ」を「両足を揃える」という意味に受け取ると、
ドツボに嵌まる。

「両足を揃える」は、「両足は同じ使い方」と言う意味だし
「両足で同じ使い方」をすれば、「両足が揃う」けど、
クローズド・プロムナードは、そうじゃない。

両足は、確実に「クローズ」するべきだけど
その時、両足を「揃えて立つ」と、叱られます。


踵が床に突いているときは「クローズ≠揃える」です。

マジメなヤツほど、ドツボに嵌まりやすいので要注意。
・・・・と。


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2021年02月26日(金)
 投稿694  Electro SWING DANCE (click)
2021/02/26(金) 05:05:05
 カテゴリー[ プロ教師に伝えたいこと超シンプルに考える ]

これ、調べ物をしてたら、たまたま見つけたのですが

「エレクトロ・スウィング・ダンス」っていうの、流行ってるのかな?
再生回数、数百万回...


Electro Swing Dance Freestyle: Lost in the Rhythm, Jamie Berry Feat. Octavia Rose

上半身、特に、肩から上は、静かですね。

この動き、「支え足」と「動く足」を交互に切り替えて
しっかり「支え足の上に立っている」。

だけど、「軸足の上に乗る」ということは、やっていない。
というか、「軸足」という概念を持ってないように見える。


特に、2分53秒あたりをみてると
「足で上半身を支える」「足で床を踏む」という
基本動作は、しっかり行なっているけど、
「軸足を作って軸足の上に、しっかり乗る」という
動作は、やっていないはず。

ダンスを踊るとき、
下半身は、なんのために存在するのか?

そういうテーマに突き当たるように思います。

例えば、ナチュラルターンを踊る時、
右足を「軸足」にして、軸足の足の裏で、
床を「ぐしゃ~」と踏み込んで、
軸足に乗りながら、ボディを引き寄せていけば、
ボディは、右足の上を通過していきます。

だけど、「軸足」を作らなくても、
「軸足」に体重を乗せなくても、
足の裏でで床を圧することは出来るし、
ボディを前後左右に運んでいくことは出来る。

どっちでも、踊れるのが、スタンダード種目。


なんというか、日本の「スタンダード」は、
「軸足 至上主義」になってることが多いような気がする。

「軸足に立つ」こと大前提の社交ダンスの先生は
 「根本的に、下半身の使い方が、違ってる」
 「下半身とはなんぞや! という思考が抜けている」
ような気がする。

「軸足」を作り「軸足」の上に立とうとする人の動画と、
動く足と支え足「両足に重心を分散させてる」人の動画。
どっちを目指すか? どっちを支持するか?
それは、ひとりひとり、個人の自由。

目が慣れてきたら、違いを見分けることは、可能なはず。


「ほんとうに上手なプロの先生」は、
そのあたりのこと、知ってるとは思うけど、
簡単には、教えてくれないだろうな。 たぶん。
そんなこと言ったら、生徒が「激減」するから。

「軸足」と「支え足(suporting foot)」は、違うよ!
と、一言、言ってくれれば、世界が変わるんだけど・・・
口が裂けても、言えないだろな。 たぶん。


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2021年01月16日(土)
 投稿610  なぜ、床を蹴って進むのか? (click)
2021/01/16(土) 08:09:00
 カテゴリー[ プロ教師に伝えたいこと超シンプルに考える ]

今日のブログ、お休みするつもりだったけど、時間があるので簡単に・・・
----

田舎の安価なダンスパーティで、いろんな女性と踊ってると、面白い「傾向」がある。

年配の女性、個人レッスンを受けていないであろう女性は、床を蹴って進まない。
だけど、
30~50歳台くらいの、社会人女性で、プロ教師にレッスンを受けている女性は
ともかく、床を蹴って、蹴って、蹴りまくる・・・人が多い。

なぜだろうか? なぜ、プロ教師に、レッスンを受けた女性は、
床を蹴って、蹴って、蹴りまくりながら、進むようになるのだろうか?

理由は簡単。

pro_b011a.png

女性は、
肘を水平に張って、背中に鋼の十字架を作った姿勢が基本。

こんな姿勢で、進もうとしても、床を蹴らなきゃ進まない。
しかも、ハイヒールだから、こんな姿勢では「足の裏」が使えない。
否応なしに、母趾球の部分に体重が集中する。

なので、ボディを男性に押しつけて、蹴って蹴って蹴りまくる。
ハイヒールを履いて、カラダを固めたら、床を蹴らなければ、前に進めない。

さらに、歯を見せて、2階席・3階席を見ろ! ってことだろ。


試しに、背中、というか両腕に「横棒」をくくりつけて、
腕が動かないように固定して、ひたすら「斜め上」を見て、
ハイヒールを履いて、大きな歩幅で、歩いてみれば良い。
できるかな? そんなこと!!!!
で、出来なければ罰ゲーム。 出来るまで、やらせる。

ほとんどの生徒や、本の読者は、
「先生は正しい」「本に書いてあることは正しい」
と思っているから、多くの生徒や読者は、
大きな歩幅で踊れるまで、この姿勢で、必死に練習するよ!

プロ教師は、姿勢が崩れたら、叱りつける。
大きく進めないときは、「もっと送り足を使って進め!」だろ。
こんなレッスンで、クソ高いレッスン料を取ってる、日本のプロ教師。
都合が悪くなったら、しらんふり。

これを否定するプロ教師、いるかもしれないけど
いままでずっと、「教師免許が無い人が教えてはいけない」
というルールだったのだから、
すべてのプロ教師は、「連帯責任」を負うべきです。


結果的みて、日本中の多くの生徒に対して
  「ともかく床を、蹴って蹴って蹴りまくれ!!!」
と教えたのは、「プロ教師」と呼ばれる人たち
・・・ということになります。

「オレはそんなこと教えてない」という言い訳は通用しない!
すべてのプロ教師の連帯責任だわ。

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2021年01月14日(木)
 投稿606  綺麗なホールドの作り方 (click)
2021/01/14(木) 08:05:21
 カテゴリー[ プロ教師に伝えたいこと超シンプルに考える ]

今日は、「綺麗なホールド」の作り方

マジメに「1つ方法」を必死にやりとげようとしても、
結果として、うまくいかない(むしろ逆効果)ことがある、

こんなときは「2つの方法」を用意して、
「悪い方を否定する」ことで、成果が出てくることがある。

社交ダンス(スタンダード)で、
  「大きく動き回っても崩れないホールド」
を作るための練習方法は、2つあるはず。

【赤】両足を閉じた姿勢で「上半身のホールド」を作り、
   ホールドが崩れないように気をつけながら、
   片方の足を(前に出して)開いていく練習。

【青】両足を前後に開いた姿勢で「上半身のホールド」を作り
   ホールドが崩れないように気をつけながら
   片方の足を、もう片方の足に引き寄せていく練習。

社交ダンスは、両方の足を開いたり閉じたりするのだから、
本来なら、どっちの方法を選んでもいいはずです。

【赤】と【青】、練習方法が変われば、結果も変わります。
2つの方法、ホールドにそれぞれの「特徴」が出てきます。

【赤】は、胸を引き上げ、肘を持ち上げるようにホールドを作り、
  足を開く時、「崩れないように頑張ります」的な練習。
  「筋肉は直接駆動」「筋肉は伸ばすモノ」という概念。
  >内股になりやすい、というか、内股で立つと安定する。

【青】は、両足を開いて、上半身をリラックスした状態で立ち、
  「てのひら」で「見えないロープ」を握る感覚で、
  両足を引き寄せていけば、自然に姿勢が伸びてくる練習。
  「手足の筋肉は連携し」「筋肉は縮むモノ」という概念。

日本の「プロ教師」と称する人たちの教え方は、
圧倒的に【赤】の教え方が、多いような気がします。
両足を揃えてホールドを作らせておいて、崩れたら叱りつける。

なぜなのでしょうか? 
推測だけど、こんな感じでしょう。

社交ダンスは、まず「立ち方」があって、次に「体重移動」がある。
だから、まず両足を揃えたところで「立つ」練習。
つぎに、立った姿勢で、ホールを作る練習
そのあとで、足を開きながら体重移動をする練習。

なにがあっても、この順序でなければ、いけないんだ!
世界共通で、教師の教え方は、そう決まっているんだ!!!!!
・・・みたいな感覚で、生徒に教えているんだと思います。

一度、【赤】の教え方をするプロ教師対談してみたいけど
「対談するなら、カネよこせ」と言われるだろうな。


こんな、「プロ教師」の「そう決まっている」的な概念。
いいかげん、変わらないかな。
だれか、この現状を、変えてくれないかな。
「コロナ」が「プロ教師」の概念を変えてくれることを祈るのみ!!!

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2021年01月04日(月)
 投稿584  先手必勝!二番煎じはパクリだ! (click)
2021/01/04(月) 09:44:34
 カテゴリー[ プロ教師に伝えたいこと ]

昨日紹介した、松村光先生の動画「送り足」。

両足を開いてから、
後ろ足を引き寄せるのも「送り足」だと言ってるけど
こんなのは「こじつけ」に近い。

「送り足」からには、「△△を使って、○○を送り出す」
と定義がなければ、「言葉として通用しない」わけだけど、
後ろ足を引き寄せるところでは、なにも「送ってない」。

松村先生、言ってることは正しいけど、
「送り足」という言葉を使うところに無理があるんだわ。

いくら、生徒にウケがいいとしても、ダメだろ、これ!


動画の1分52秒の部分からが、後ろ足を引き寄せる部分。
(再生させると、この部分から始まります)

で・・・・・

「手でロープを引き寄せる動作」で、
「体重移動と、後ろ足を引き寄せる動作」をやってるけど、
10年前(2011年)に、これを説明したサイトがあります。

みらくるLABO >...>棒-03:「棒」を引いて先進する(左)

のページです。ちょこっと説明図を引用するとこんな感じ。

zenshin-01.png

左手でロープを引っ張ると、ボディは前に出る。

そのときの「筋肉の動き」を覚えてしまえば、
どこにも繋がってない棒を引っ張っても、ボディは前に出る。
目に見えない蜘蛛の糸を引っ張っても、ボディは前に出る。

「腕の筋肉」の変化から派生するカラダの動きで、ボディが動きます。

zenshin-21.png

で、棒を引っ張る動作をすると、ボディが前に出る。
松村先生が「送り足(の後半)」として言ってるのは、
まさに、この動作なんだろうけど、
これ、誰がなんと言おうと、「送り足」じゃない!!!

10年前に書いてあることを、今更動画で説明しても
二番煎じ...というか、パクリ(悪い奴)だろ、これ!

-------------

ここで、松村先生の動画の「弱点」を、指摘しておきます。

zenshin-06.png

人間のカラダの「左と右の違い」があって、
右手でロープを引っ張ろうとすると、
ボディから前方に突っ込んで行きます。

(参考:みらくるLABO >...>棒-03:「棒」を引いて先進する(右)

なので、「右が強い、右の反応が敏感」な人に、
この指導方法をしても、滑らかな体重移動ができません。

なので「右手でロープを引き寄せる」ときには、
後ろ足で、「思っくそ強く、床を蹴っ飛ばす」必要があります。

そしてもうひとつ、
「日本の社交ダンスの模範的な教え方」である
「二階席を見て踊れ! 両面で、斜め上の一点を見ろ!」
ということを叩き込まれている生徒は、
いくら「ロープを引き寄せる動作」をやろうとしても、
ボディのスムースな移動はできないと思います。


松村先生の動画、松村先生のカラダの動きは正しいけれど
「説明としては、矛盾だらけ」だと思います。

この国の社交ダンスにおいては、
プロ教師が、声高々に「送り足を使え!」と叫んでいれば、
たくさん生徒が集ってくる。 儲かりまっせ!」
「送り足」を否定したら、その地域から、叩き出される。

地元から叩き出されたダンサーを、「プロ教師」は助けない。
地元から叩き出されて、踊る場所を失って、ダンスの世界から消えていく。

こんな悲劇が起きないように、していきたいものです。

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2021年01月03日(日)
 投稿583  【単純明快】東大式の送り足 (click)
2021/01/03(日) 20:00:19
 カテゴリー[ パーティのマナープロ教師に伝えたいこと ]

1月3日(日)
東京都の感染者 今日816人 合計62590人
大阪府の感染者 今日253人 合計30772人
愛知県の感染者 今日185人 合計17108人

石川県の感染者 今日  8人 合計 1105人
福井県の感染者 今日  0人 合計  359人
富山県の感染者 今日  5人 合計  577人

石川県は、金沢市、小松市、能美市、野々市市と県外に住む10~60代の男性4人、女性4人。
このうち2人は、クラスターが発生した能美市粟生小の関係。(累計11人)
4人は、感染経路が分かっていない。

富山県は、富山市50代男性と、氷見市50代男性。
そして、福岡県20代女性、神奈川県30代女性、京都府20代女性。

・・・・ということで、ここからわかることは
「コロナ感染した県外の人が、次々に、石川・富山に入り込んで来てる」
ってこと。
成人式に向けて、増える可能性もあるので、注意しておきましょう。

-*-

今朝、松村先生の「送り足」の動画を紹介しました。
ブログランキングは伸びず。 8位から10位に転落
...と。

それでも、懲りずに「送り足」の話し。

初心者から上級者まで、良い子はみんな知っている
「送り足」というテクニックに対して、
単純明快な説明をしているのは、「東大式」の三輪先生です。

todai182.png

「送り足」とは、「supporting foot=支え足」のことであり、他意は無し。
「送り足を使え」とは「支え足でしっかり立て」といことである。

単純明快!
「送り足に該当する英語」が存在しない以上、そうなるはずです。
ものすごく、わかりやすい説明!!!!

で....

社交ダンスでは、ごく一部の例外を除き
「2本の足が同時に宙に浮く」ことはありません。
と同時に「2本の足が同時に動く」こともありません。

片方の足が「動く足」で、もう片方が「支え足」です。

教師用の教本(ballroom tequnique)の「CBM」の説明をみると
2本の足は「前、または後ろに動く足」と
「反対側の足(支え足)」という表記になってたはず。
なので、教本に準拠するなら、「送り足」という言葉を使わずに
「支え足」という言葉を使って、生徒に教えるべきだと思います。

「教本なんかクソ食らえ!! オレ様こそが教本だ!!!」
というプロ教師は、教本準拠の人たちと差別化を図るために
「動く足」の反対側の足を「送り足」と言って、教えればいい。

todai183.png

「送り足」と言ってるのは,教本でいう「支え足」のことなので、
この姿勢で立つことが、「送り足を使う」ということになる。
....という解釈で良いのかな。

東大式の三輪先生と、今朝youtube動画を紹介した松村先生は、
「送り足の説明」として、ぜんぜん、違うことを言ってます。

ただ、二人の先生に共通しているのは、
  「支え足で、ボディを押し出して進む」
というのは、
  「社交ダンスの送り足」ではない!!!

ということです。


この「送り足」の見解に関しては、
わたし(山象)は、三輪先生に賛同します。
(タイトルの付け方は、紛らわしいと思うけど)

三輪先生の見解に反論のある人は、
自分が正しいと思っている「送り足」を論じて、
三輪先生にバトルを仕掛ければ、面白いと思う。

「送り足」というテクニックが存在するのであれば
三輪先生に、喧嘩しかけても、圧勝できるはず。
...だよね。
「オレ様の送り足は完璧だ!」とか思ってるヤツは
三輪先生にバトルを仕掛けてみましょう!

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 投稿582  送り足の動画 キタ-----!! (click)
2021/01/03(日) 08:25:38
 カテゴリー[ パーティのマナープロ教師に伝えたいこと ]

日本(世界中)で、武道に携わっている方に敬意を表する意味で、
「パーティのマナー」「プロ教師に伝えたいこと」というカテゴリーで、投稿します。

日本の社交ダンスにおいては、トッププロから底辺層にいたるまで
「送り足」という言葉が溢れ、
そこらじゅうの教室で「送り足を使え」という指導がなされているはず。

でも、正しい「送り足」についての youtube動画は、皆無に近かったけど
今年になって、「社交ダンスの送り足」の動画が、投稿された!
これは、絶対に、見なければ!!!!

・・・・ というわけで、紹介します。

●そのまえに、まずは、武道の「送り足」


送り足というのは、日本の武道の「足裁き(あしさばき)」の一つで
片方の足を【前または後ろ】に伸ばして、反対の足を引き寄せる。
または、この動きを繰り返す、足裁き。

・・・のことですね。(ちょっと調べれば、わかる)

武道の歴史は古く「送り足」という言葉は古くから存在するのですから
社交ダンスのプロ教師が、「送り足」という言葉を使うのであれば、
武道に携わる人に敬意を表す(最低限の礼儀だと思います)とともに、
武道と違う用途で「送り足」というのであれば、「武道の送り足」と
「社交ダンスの送り足」との違いを、社交ダンス側のプロ教師が
説明する必要があるはずです。


●日本のプロ教師が考えた 社交ダンスの「送り足」



本場イギリスの英語には「送り足」に該当する英語は存在しないはず
(あえて言えば suporting footか?)なので、
「社交ダンスの送り足」の概念は、所詮、日本のプロ教師のオリジナル。

サムネイルには、ロープを引き寄せる絵が描いてあります。

「ロープを引き寄せる感覚で、後ろ足を引き寄せる」みたいな解説をしているけど
「後ろ足を引き寄せること」も含めた一連の動作を
「送り足」だと認識している人は、限りなく少数派でしょうし、
そもそも、ロープを引き寄せ動作のいったい何処に
「送り」の要素があるんだ!!!
って話になってくる。


「送り足」の概念が、武道と同じモノならば
  剣道の竹刀を持って、竹刀の握り方を変化させてやれば、
  自然に、前足が遠くへ動いて、後ろ足が引き寄せられる
・・・という説明で良いはずです。
「武道の送り足」が、本家本元の「送り足」なんですから!!!


松村先生の動画をみると、「武道の送り足」に近いモノがありますが
日本の社交ダンスにおいては、
「武道とはまったく違うモノ」が「社交ダンスの送り足」になっている
というのが、日本の社交ダンスの実情でしょう。

憶測だけど、松村先生は、英語の「ドライブ・アクション」のことを
「送り足」と称して説明しているんじゃないか?
ちがうのかな?? なんか、そんな気がするんだけど。

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