ダンスビュウの「4スタンス理論」の連載。
外国人チャンピオンのタイプ判定やってるけど
「AタイプとBタイプが逆」になってる気がする。
雑誌に書いてあることが、正しくても間違ってても、
ほとんどの人には、どうでもいい話だろうけど、
なんか、やたら気になる....と。
昨日の話の続き。
やっぱり、ランキング、おちてくるな。
昔の踊りと、今の踊りは、同じなのか違うのか?
こんな例で説明すると、どうだろうか?
高校の2つの教室で、社交ダンスを教えてみる。
3年A組と、3年B組で、違う教え方をする。
3年A組は、全員が脱落しないで、
「全員が、最後まで、最後までダンスを
続けられるにような教え方をする」
3年B組は、わざと8割が脱落させる。
「最後には、2割だけが残るように
難しいことやハードなことをやって、
8割をふるい落とす教え方をする」
どちらの教え方に「本当の基礎」があるでしょうか?
3年A組の生徒は、
「初心者全員が、短期間で理解できる、
初心者全員が、短期間で覚えられる、
そんな動きに、社交ダンスの基礎がある」
と受け取る(そのように学ぶ)でしょう。
3年B組の生徒は、
8割がふるい落とされ、2割が残る
その「選別」というか「オーディション」の仕組みの中に
社交ダンスの基礎がある。
ふるい落とされた8割と、残った2割は、何かが違う。
「落された者と、残った者の違いに、社交ダンスの基礎がある」
「残った2割は、短期間で基礎を取得できる【何か】を持っていた」
と受け取る(そのように学ぶ)でしょう。
多くのプロ教師を信用できないのは
「自分が教えている集団」の中に
必ず「社交ダンスの基礎」が存在する
...と、教えていることです。
だから、みんな
「自分が習っている集団」の中から
「社交ダンスの基礎」を見つけ出そうとする。
なぜなら、プロ教師が
「その集団の中に、基礎がある」と
教えているのだから、習ってる生徒は
その集団の中から、基礎を探そうとする。
でも、それは、たぶん....違う。
「社交ダンスの基礎」というのは、
「振り落とされる人」と「残る人」との違い
ふるい落す、選別装置。
あるいは、オーディションの選別基準。
そんな中に、「ダンスの基礎」は存在する
。。。。と。
いろんな考え方があっていいと思う。
今までの「概念」が完璧に正しいとして、
その上に、積み重ねていく方法もあれば、
今までの「概念」に疑問を持ち、
全く違った視点で、はじめる人もいる。
すべての人に、同じ条件で、
同じ「練習時間」が与えられたなら、
その時間を、どういう練習に割り当てるか
...ってことかな。
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