狭いエリア内で、関所を作って交流を制限すると
地方地方の「方言」が生まれてくる。
社交ダンスにおいても同じ。
「ダンス教室」ごとに、鎖国をして
関所を作れば、「ダンスの方言」が生まれる
お互いが「東京の若手のトップ」を目指せば良いが
「ダンス教室の古株の親分教師」を模範とするから
それぞれ「独特な踊り」が出来上がってくる。
言葉の方言は、観光PRなどに、有効である。
都会の真ん中で、「田舎の方言」を喋れば、
都会の人は、「田舎へ行ってみたい」と思う。
だけど、都会の一流ホテルの発表会で、
「これが田舎の踊りだ!」と言って、
田舎の方言の強い踊りを披露したところで
誰も「田舎の踊り」に関心を示さない。
あたりまえだの、なんとやら...だな

「言葉の方言」を研究する「先生」は存在する。
(まぁ大学で補助金貰って、やってるんだろうけど)
じゃぁ、「ダンスの方言」の研究する「先生」は、
いるだろうか?
そんなの研究しても、クソの役にもたたない!
・・・そう思ってるから、誰も研究しないはず。
でも、ちがう。
「ダンスの方言」の研究は、役に立つ。
ダンス全盛期と違って、
「逆境の荒波」に立ち向かっていくときには、
「ダンスの方言」のような、
わけのわからん、雑学的知識が役に立つ。
「クセの強い、方言のあるダンス」
の「逆」をやれば、上達するから。
相場の格言
当たり屋に続け (成功する人の真似をしろ)
曲り屋に向かえ (失敗する人の逆を行け)
成功する人は、苦労をして6割の成功率
成功する人でも、4割は失敗して損をしている。
失敗する人は、9割失敗する
(たまに、まぐれ当たりで成功する程度)
だったら、成功する人の後追いをするよりも
じっと目をこらして、失敗する人、上達しない人、
「癖の強い踊り」「方言の強い踊り」を観察して、
「失敗する人の逆」を、やったほうがいい。
なぜなら、「ダンスの方言」の研究は
「上手にならない踊り」に対しての
免疫をつけるようなものだから、
「どん底」の状態で生き延びるには、
「ダンスの方言」研究の知識が効いてくる。
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