ブログランキング、第2位、KEIさんのブログをみていたら
「卓球 と 剣道 と 社交ダンス の共通点」
というのがあった。 これ、おもしろいぞ!
Shall we dance?社交ダンスは最強の趣味 > ダンスと卓球の意外な共通点
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で....こっちは、こっちで、独自路線でいきます。
マイペース、マイペース。
これ、面白いので、今日はこれが、テーマ。
プロ教師が触れない盲点。 掌(てのひら)です。
卓球とかテニスには、「左右の切り返し」がありますね。
左右ギリギリに飛んでくるボールを打ち返したら、
素早く、切り返して、真ん中に戻って待機する。
剣道は、静止している状態から、急加速する必要がある。
ここで問題です!
「敏速な左右の切り返し」や、「静止からの急加速」において、
ラケットや竹刀を、「ガチンカチンに握りしめていた」としたら、
「素早いカラダの動き」「素早い切り返し」が出来るだろうか?
たぶん、下半身をいくら強化したとしても、
ラケットをカチンカチンに固めていたら、
素早い切り返しは出来ないような気がする。
おそらく、腕の力を抜いて、小指側から握り始め、
掌(てのひら)に空間を作り、
「動きに合わせて、掌(てのひら)の形が微妙に変化する」
ような、ラケットの握り方をして、待機する方が、
素早く、かつ繊細な動きが出来るような気がします。
どうでしょうか?
でも、「社交ダンスのプロ教師」と称する人は、
そういうことに、触れないし、触れようとしない。
教える側の人間が、
「掌(てのひら)を、カチンカチンに固めたとき」
と
「動きに合わせて、掌を、僅かに変化さえたとき」
で、
カラダ全体の動き(左右の切り返しや、静止からの加速)
が変わると言うことを、「基礎」として、教えていれば、
習っている生徒は、両者の「功罪」について考えるはず。
掌(てのひら)を固めた方がよいと判断すれば、そうするだろうし
掌(てのひら)に融通を持たせた方がよければ、そうする。
もし、先生の掌(てのひら)に変化があり、
それが、先生のカラダ全体の動きに繋がるのであれば、
個人レッスンに於いて、(上達を目指す)生徒は
「先生の掌の微妙な変化」を、必死に読み取ろうとする
(盗み取って自分のモノにしようとする)はず
......だよね。
だけど、ほとんどの「社交ダンスのプロ教師」と称する人は、
そういうことに、触れないし、触れようとしない。
これって、不思議だと思いませんか?
なぜ、社交ダンスの「プロ教師」がこの点に触れないのか?
答えは、「プロ教師」だけが知っている。
ただ、はっきり言えることは、
昔は、どこの教室にも置いてあった「姿勢矯正器」
実際に「姿勢矯正器」を背中に担いで、
卓球やテニスの「左右の切り返し」とか
剣道など武術の「静止からの急加速」とか
それに近い動きをやってみると、体感できるはず。
「姿勢矯正器」を背中に担ぐと、
下半身の動きが、掌(てのひら)に伝わってこない。
だから、「掌の微妙な変化」というものが発生しない。
結果として、「姿勢矯正器」を背中に担ぐと、
上半身は、「一つの塊」「一つの物体」と化してしまう。
なので、上半身という「物体」は、「慣性の法則」によって、
「切り返ししたくても、上半身は動き続けようとする」し、
「止まっている上半身は、止まり続けようとする」。
慣性の法則で動いている上半身(姿勢矯正器)を
逆方向に切り返そうとすれば、姿勢矯正器を傾けるか
足で思いっきり蹴り返すか、そんな動作が必要となる。
じゃぁ、「左右の素早い切り返し」の時に、
「掌(てのひら)に微妙な変化」を与えたらどうなるか?
社交ダンスで、相手の手を握るときには、やさしく
小指側から、順番に握っていく。 決して握りしめないこと。
「掌(てのひら)に微妙な変化」が起きることによって、
カラダ全体の筋肉が変化して、敏速な切り返しが
できるようになるはず.... だよね!たぶん。
でも、「社交ダンスのプロ教師」と称する人は
こういうことに触れないし、触れようとしない。
競技会は「姿勢の崩れ」の有無でランクが決まるから
「姿勢矯正器」という「背中の物体」を、
揺らさずに、上手に運んくことを意識して踊りなさい!
・・・みたいな感じでしょ。
ほんとうに、これで、いいのだろうか?
「社交ダンス」ってのは、そんなもんじゃないはずです。
こんなことやっていて、有能な若手が、育つのだろうか?
本気で社交ダンスを普及させていきたいのであれば
「生徒に伝えるべく、大切にすべきモノ」
が、あるのではないだろうか?
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