プロ教師が触れない盲点
今日のお題は「背」「背中」。
よく、「社交ダンスは背中で踊る」とか言う人がいるけど
あれって、本当なのだろうか?
背中に「姿勢矯正器」を担いで踊ると、
「オレは、背中で踊っているんだ!」
という気分になるわけだが、
これが本当の意味での、
「社交ダンスは背中で踊る」
という意味なのかは???...しらない。
姿勢矯正器には、「功罪」があるはず。
だとすれば、「罪」の部分は、なにか?
社交ダンスをやってる人も、やっていない人も
この動きは、誰でも出来るはずです。
ただし、全員が同じ動きになるとは限らない。
背中に横棒をつけると、背中の意識が強くなります。
横棒を左右に回転させると、背中が回転する感覚が得られます。
〔A〕腰にある横棒を、左右に回転させるとき
た)腰(こし)と膝(ひざ)は同じ方向に回転する
腰を左に回転させると、膝も左に回転する
ち)腰(こし)を回転させても膝(ひざ)は動かない
つ)腰(こし)と膝(ひざ)は、逆方向に回転する
腰を左に回転させると、膝は右に回転する
3パターンの人が、いるはずです。
自分がどのタイプに属するか?
実際にやってみれば、わかります。
習っている先生が、どのタイプに属するか?
実際に、先生に聞いてみれば、わかります。
同様に、
〔C〕肩にある横棒を、左右に回転させるとき
タ)肩(かた)と腰(こし)は同じ方向に回転する
肩を左に回転させると、腰も左に回転する
チ)肩(かた)を回転させても腰(こし)は動かない
ツ)肩(かた)と腰(こし)は、逆方向に回転する
腰を左に回転させると、腰は右に回転する
同じように、3パターンの人が、いるはずです。
じゃぁ、社交ダンスにおける「理想」は、どれ?
どれをやったら、「NG」になるの?
「正しい背中の使い方」というのが、あるはずです。
背中の向きを変えたとき、背中が丸くならなければ、
膝や腰が、どっちに回転してもOKよ!
なんてことは、絶対に絶対に、あり得ません。
ましてや、社交ダンスはペアダンスですからね。
-*-*--*-
社交ダンスでは、「足の向き」と「背中の向き」が異なる場合が多々あります。
ターンをするときや、ピクチャーポーズを取るときには、
背中の向きを、常に、変化させていく必要があります。
競技会の審査員は、それぞれのフィガーに対しての、
背中の向きを、詳細にチェックしているはずです。
しかしながら、「背中・肩の左右の回転」に対して、
「腰や膝が、同じ方向に回転するのが、正しい踊り」
なのか
「腰や膝が、逆の方向に回転するのが、正しい踊り」
なのかということに対して、
「プロ教師」と称する人は、
一切、触れないし、触れようともしない。
これって、ダンスの基本中の基本のはずなのに・・・・
一切、触れないし、触れようともしない。
例えば、背中を右に回転させたとき、
「膝や腰が、右に回転したらNG」なのか
「膝や腰が、左に回転したらNG」なのか
こんな基本的なことも、教えない。
ただただ、背中が回転して、姿勢が崩れなきゃそれでOK
それが、プロ教師!!!
なぜ、「プロ教師」と称する人は、
こういうことを、教えないのでしょうか?
なぜ、こういうことに触れないのでしょうか?
プロ教師が触れたくない「大人の事情」でしょう。
長年推奨してきた「姿勢矯正器」を使った動きで
矛盾が生じる部分には、一切触れないと言うことです。
昔からの「プロ教師」が生き残るため、
「プロ組織」というもものを維持していくためには
長年にわたって、多くのプロ教師が推奨してきた、
「姿勢矯正器をつけたときのカラダの動き」は、
絶対的なのであって、「罪」の部分については、
触れてはいけない部分・・・ということなのですね。
日本中の「プロ教師」が生き残るため
「日本中のすべてのプロ教師の教えが、正しい」という
前提をつくるためには、多少の犠牲や矛盾は、やむを得ない!
悲しいことだけど、それが、社交ダンスの現実しょう。
こんな社交ダンスに、将来性はあるのでしょうか?
こんなことやってて、いったい誰が得するのでしょうか?
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