ホールドの作り方で、質問が来たので、単刀直入に答えてみますね。
ホールドを作るとき、上腕(肩~肘)は
1.上腕を外旋させながら(つまり、後ろに向けて)
2.深呼吸をするように、胸を開く意識で、
3.腕を持ち上げながら、ホールドを作っていく
そのホールドの作り方で、あってるのか? って質問。
わたしは、根本的に「間違ってる」と思う。
多くの日本人のプロ教師が、教えるホールドは、こうなってるはず。
というか、こういうふうに、生徒に教えてるはず。
東京のトップクラスの先生が、そう指導しているんだから、
東京のトッププロのところに習いに行っている地方の先生は、
(地方の)生徒に対して、こういうのを、教えていると思われます。
これ、見かけ上は、崩れないホールドになるけど、
試しに、上腕を外旋させたホールドで、
片方の膝を持ち上げたら、どうなるか?
試してみたらわかる。
おそらく、膝を上げると、いくらでも高く持ち上がるはず。
じゃぁ、なんで、この「みらくるダンス.com 管理人ブログ」。
東京のトッププロ(何度もイギリス留学をしている元ファイナリスト)の指導に対し、
無名な田舎もんが、「違う」と、きっぱり言い切るのか?
それは、どうみても、外国人と、違って見えてしまうから。
(スマホで見ている人は、画面を横にして、横長でみてください)
この外国人は、左手の「てのひら」動きに合わせて、
左足の「足の裏」で床を踏みつけるように見えると思います。
この手足連動の動きは、
左手の手首(および前腕の手首側)が、内旋しないように
(むしろ、手首が外側に回転するように)しながら、
肘(および上腕の肘側)を、内側に回転させていく動作を
加えることによって、腕全体が持ち上げる動作
だと推測できます。
だから、左手を降ろしていくと、床を踏む動作が生じる。
・・・と推測できます。
この動きは、「左手でボールを投げる動き」に似ています。
(ちなみに、ボールを投げる動きは,右と左で異なります)
左手で、ボールを投げる時「左腕上腕の外旋」は、あり得ない!
試しに、この外国人の真似をしてみてください。
社交ダンスを知らない人でも、真似できるはず。
で、【14】~【16】あたりで、右膝を持ち上げてみてください。
うまく出来れば、右足の膝を持ち上げようとしても、
膝は、まったくと言っていいほど、上がらないはずです。
右膝を上げようとすれば、右足が前に進み、
右足に重心が乗って、ボディが前方に進んでいきます。
このときの左腕上腕は、「最大限の内旋」のはずです。
もし、左腕が上腕を外旋した状態で、右膝を持ち上げると、
ボディが後ろに反り返るか、腰が前に飛び出すか、
重心が後ろ足に貼り付くかの、バランスを崩すと思います。
社交ダンスは、初心者のころの
「腕の使い方(上腕を内旋させるか外旋させるか)」で、
どんなふうに、成長していくか? が、大きくかわります。
なので、習う時に、どちらのタイプの先生を選ぶか?
ともかく、先生選びは、大切です。
先生を信じて、先生のいうとおりに練習して、
基礎が固まってから、「これは違う!」と思っても
「引き返して違う方向に進む」のは、至難の業!
最終的には、どういう考え方に基づいて、
どういう「社交ダンス」を目指すか??? だと思います。
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