「プロ教師が触れない盲点」シリーズ。
今日も元気に、いってみよう!
社交ダンスには、「ターン」というものが沢山ある。
1/2回転とか3/8回転とか言うけれど、
「足の上でクルクル回る」という動きでは無く
むしろ「カーブを曲がる」イメージに近い。
で、ターンと言えば、スキーにも「ターン」がある。
「回転」とか「大回転」とかあるけれど、概念は同じ。
「スキーは斜面を滑り降りる」わけだけど、
急斜面を、まっすぐ滑るとスピードが乗りすぎるので、
「ターン」しながら、「斜めに滑り降りる」ことになる。
じゃぁ...スキーでターンするとき、
スキー板と靴(一体化している)は、どちらを向くのか?
膝(ひざ)は、どちらを向くのか?
上半身(ボディ)は、どちらを向くのか?
考えてみると、面白い。
おそらく、スキー板も、膝も、上半身も、
谷側、というか「下」方向、同じ方向に向くはず。
体重を足に掛けて、
足で、スキー板と靴(一体化)を踏み込んでやると、
膝(ひざ)は谷側を向くし、上半身も谷側を向く。
結果として、すべてが同じ方向(谷側)を向く。
まぁ、普通に考えれば、そうなるはず。
もし仮に、
「世の中には、慣性の法則というものがあるから、
人間のカラダは、膝と上半身は、逆方向に動く!
膝を右に回転させれば、上半身は左に回転する。
膝を谷側に向ければ、上半身は山側を向くんだ!
人間のカラダってのは、そのように決まってるんだ!!」
・・・・と主張する「指導者」がいたら、どうだろうか?
そんな指導者の言うとおりに、スキーをやったら
膝が谷側を向いて、上半身が山側を向く...
つまり、膝と上半身が反対方向に回転したら、
とてもじゃないけど、危なくて、滑れたもんじゃ無い。
こんなもん、少し冷静に考えれば、わかる話。
じゃあ、社交ダンスは、どうなのか?
日本のプロ教師が教える社交ダンスは、
「膝と上半身が、逆方向に動く」こと
が大前提になっている。
カラダの体重を、足に掛けて、
体重が掛かった足で、「靴のソールと床」を踏み込んでやれば、
スキー同様も、社交ダンスに於いても、
カラダ全体に、ターン(回転動作)が起きる。
このとき、膝と上半身は同じ向きに回転するのか?
膝と上半身は、逆の向きに回転するのか?
くどいようだけど、繰り返します。
カラダの体重を、足に掛けて、
体重が掛かった足で、
「靴のソールと床」を踏み込んでやれば、
・・・ってのがカギ、超!重要。
「踏み込み方」によって、カラダの動きは変わる。
たぶん、こういうのを
「フット・プレッシャ」とか
いうんだろうけど、プロ教師と称する人は
そういうことには、触れないし、触れようとしない。
実際、ほとんどの人は、聞いたこと無いでしょ?
プロ教師の言うことに、疑問すら、湧かなくなってくる。
本当に、日本のプロ教師の言ってること、正しいのでしょうか?
スキーのターンで考えてみると、面白いですよ。
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