陸上短距離走の、高野進氏の話。
社交ダンスの話しじゃないから、他人事だけど
第三者から見て、この話、悪いのは、誰でしょう?
「教えた、外国人のコーチャーが悪い」のか
「間違って覚えた、日本人が悪い」のか
第三者からみて、中立な立場に立って、
どちらが「悪い」か考えてみましょう。
詳しいことは知らない(本を読んだだけ)けど
おそらく、こういうことらしい。(違ってたらゴメン)
1970代になって、日本の陸上競技の人(指導者)たちが
ポーランド人のコーチを招いて、指導をうけたらしい。
その指導が、「膝を持ち上げろ!」だったっぽい。
指導をする側の、ポーランド人のコーチは、
「膝を上げても、高く上がらず、足が前に出て、
その足に重心を乗せるできるタイプ」だった。
だが、指導を受ける側の日本人は、そうではなかった。
教える側は「膝が高く上がる人」の存在を知らず、
習う側は「膝が高く上がらない人」の存在を知らない。
第三者からみると「嫌な予感!」しか、しない。
この展開! この先、待ち受けているのは「悲劇」!
結果として、優秀な外国人コーチャーの教えとして
「膝を高く上げる」という練習が全国に広まった。
その後、再来日したコーチは、
「日本人は、誤解している!」と指摘したが、
誤った指導は、全国に広まっていった
・・・・というお話です。
誤解が解けたのは、1990年代後半みたいです。
本来は「膝を上げることで、前足に体重を乗せる」
という指導だったモノが
日本人は、それを誤解して、「膝を上げて、
後ろ足に体重を乗せて、後ろ足で送り出せ」
みたいな指導だと、誤認をしていたっぽいです。
おそらくは、外国人コーチから指導を受けた、
多くの日本人の指導者が、「誤解した認識」のもとに
「誤解した動き」を、広めていったんじゃないかと
思うけど、どうなんだろうか・・・・
悪いのは誰? 末端の日本人の生徒か??
違うはず!
多くの生徒は指導者を信じて、疑わないから!
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この時期が、「社交ダンスの全盛期」
プロ教師が、どんどん増えていき、
どのダンス教室も、満員御礼
・・・・みたいな時代に被るはずなので、
当時の
「陸上短距離走の常識」=「社交ダンス常識」
みたいな感じで、社交ダンスの影響を受けているはずですね。
その後、30年以上経過して
陸上競技の常識は、大きく変わってきたけれど、
日本の社交ダンスの常識は、昔も今も変わらない
・・・・と。
いまが、変わるための「最後のチャンス」だと思うぞ!
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