社交ダンス(スタンダード)では、
進行方向と両肩の角度に、
違いが出ることが多々あります。
この原理について、武道や相撲の動きで
プロ教師に対して「おかしいじゃ無いか!」
と問題提起しても、
「武道?そんなもん知るかボケ!」と
門前払いされるか、無視されるのが、オチ!!!
そこで・・・
コメント欄で、紹介があった K-POP の動画。
真ん中の黒い服。18秒くらいのところから、
腕を突き出して、左右の肩を交互に前に出して、
(固定されている下半身に対して)、
両肩の角度が、大きく変化しています。
両手を腰に置いたときも、左右の肩が前後に動き、
両肩の角度が変化しています。
この原理は?? というと、
腕を突き出す時の「肘(ひじ)の周辺の動き」
に注目すると、わかりますが、
「腕(かいな)の返し」によって、
肩甲骨の周囲の筋肉が変化して、結果として
肩が引っ張り出されているように思います。
相撲のテッポウと、K-POPは、同じだと思われます。
堀口先生が、イギリス留学で習ってきた方法は、
肘の曲げ伸ばしと同時に、意図的に「肩を動かす」のと同時に、
腕全体を捻って肩甲骨を引き寄せる...方法です。
本当に、イギリスの世界のトップクラスのコーチャーは、
こんなボディ(肩と肩甲骨)の使い方を
「正しいダンスのボディの使い方」として教えてのでしょうか?
少しでも、社交ダンス以外のダンスを囓った人や、
もしくは、k-popとかの動画とかを、見慣れている人や、
「社交ダンス(スタンダード)」に拒絶感を持つのは必然!
じゃぁ、堀口先生がイギリスで習ってきた
肩甲骨と肩の動きが正しくないのだとすると、
こっちは、どうなのか?
背中に棒をもって、カラダを左右に回転させるのは正しいのか?
【A】のように、腰に棒を持って、棒を回転させれば
ボディも回転して、いろんなターンが出来るし、
【C】のように、クビに棒を担いで、
背骨を「軸」にして、棒をブン回せば
進行方向に対して、両肩の向きが変化する。
なので、背中の棒をブン回すことで
前進・後退をすることが出来るようになる。
棒を振り回す原理でも「出来る」けど、こういうのを
「イギリスのコーチャーから習ってきたダンス」
として教えるのって、どうなんだろうか?
なにも知らない高齢者相手なら、いいかもしれないけど、
「それ、おかしいんじゃないか!!」というプロ教師、
日本には、一人もいないんだろうか???
社交ダンスのテクニックを「ねじ曲げる」プロ教師は、
いくら偉い先生であっても、まっとうなダンス教師とは言えないと思うし、
それを「見て見ぬ振り」をしている日本のすべてのプロ教師。
ひいき目に見ても、人間的に信用するきに、ならない..ですね。
個人的に、韓国とか、K-POPは好きじゃ無いけど、
さすがに、日本のプロ教師の社交ダンスの指導より、
K-POPの踊りの方が、スジが通ってるように見える。
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