(日常に溶け込んだ安価な)ダンスパーティの話題に戻しましょう。
いろんな人と踊っていると、
「人のリズムの取り方と、違うリズムの取り方をする相手」
に遭遇することがあります。
お互いが、音楽を聴いてリズムを取っていれば
気持ち良く踊れるはず・・・なんだけど、
カラダの動きとリズムがズレて、相手と合わない!
リズムの合わない相手に、無理やり合わせて踊り続ける時ほど
「苦痛」なものはないわけで、涙が、チョチョ切れてくる。
・・・・って、こんな経験ありませんか?
一般的なダンスのマナーから言えば
どんなに相性が悪くても「途中で踊るのを辞めてはいけません」
気絶しそうになろうとも、曲が終わるまで、我慢して踊りましょう!
みたいなのが、パーティマナーみたいになってます。
でも・・・・そんな「決まり」を作るより先に、
やることあるだろ・・・とか思います。
なぜ、どういう原因で
「相手のリズムと、自分のリズムが合わない」
という現象が発生するのか?
考える必要があるはずです。
なんでもそうだけど、原因がわかってしまえば、
解決する(解決しなくても理解しあえる)
トラブルというのは、たくさんあります。
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本題に入ります。
ワルツなら3拍子、スローなら4拍子なのですが、
このリズムの取り方に、大きな「個人差」が出てきます。
「無意識に、左手でリズムを取る人」と
「無意識に、右手でリズムを取る人」の違いです。
「音」と同時に、「ロープ」または「棒」を引っ張ったときの
カラダの動きを比較してみればわかります。
リズムの取り方が違えば、
カラダの動きが違ってくるので
お互いがリズムに合わせて踊っていても
動きが合わず、「苦痛」だけが残ります。
●左手で棒を引っ張った場合
左手でロープ持って、ロープを引っ張ると、カラダは滑らかに、動き始めます。
どこにも繋がってない棒を引っ張っても、ボディは前に出るし
目に見えない蜘蛛の糸を引っ張っても、ボディは前に出ます。
「腕の筋肉」の変化から派生するカラダの動きで、ボディが動きます。
棒を引っ張ったときの動き始めは滑らかで、
「音」と「音」の間が、一番力強くて、一番安定した動きになります。
●右手で棒を引っ張った場合
「音」に合わせて、右手でロープを引っ張ると
引っ張った瞬間に、ボディは大きく動き、後ろ足が浮きます。
反面、「音」と「音」の間で「継続して引っ張り続ける」ことは、難しくなります。
なので、ロープを引くと同時に、「後ろ足で床を蹴る」動作を加えることにより、
両足でバランスをとる動きが可能になります。
右手で棒を引っ張りながら、滑らかな動きをさせたいのであれば、
「右手で、左腰に向かって、棒を引っ張る」ようにすれば、
ボディは滑らかに、動き続けます。
ダンスパーティであれ、ダンスサークルであれ、
社交ダンスの「集団」においては、
多数派が生き残り、少数派は集団から叩き出される。
結果として、「集団にいる人すべてが同じ傾向の踊り」
になるパターンが多いように思います。
「社交ダンスの集団形成」で注意すべきなのは、
どちらが「理想的な動き」なのかではなく、
「多数派の動き」「教える先生の動き」は、どちらなのか?
で「集団の踊り」が、一本化される傾向が強い
・・・ということです。
これは、「パーティ主催者」が、一番警戒すべきことだと思います。
「全員が、同じ傾向の踊り」をすれば、みんなで仲良く踊れます。
でも、それは一部の人間が「排除」された結果だということ。
相性の悪い人が出てきても、「いろんな傾向の踊り」があったほうがいい
・・・という考え方もあります。
最終的な「集団形成」として、何を目指していくか?
それは、「パーティ主催者の考え方」次第のような気がします。
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