「プロ教師が触れない盲点」シリーズ
昨日は、尻(ケツ)とか、「ケツの穴」とか
お下品な言葉を使ったら、明らかに不評だったようで・・・
猛省して今日は、「ケツの核心部分、ケツの穴」のことを
「桃の核心、*印」という表現にして、話しを進めましょう。
本題に入る前の「予習」として、2つの筋肉群
殿筋(大殿筋、中殿筋、小殿筋)と
内転筋(大内転筋・小内転筋・長内転筋・短内転筋)。
この2つの筋肉群の中心にあるのが、「桃の核心、*印」
なので、なにも知らない初心者に
「おもっクソ、*を締めて踊れ!」という指導をすれば
初心者は、言われた通りに、やるはずです。
結果、良くも悪くも、何かが変わる。(わたしは否定派です)
で、本題
ここに書いてある、CBMによる説明は、たぶんこういうこと。
「腰の殿筋で(上半身を)前に押し出し始め」・・・と書いてある。
日本のプロ教師は、なにかあるごとに「送り足・送り足」と言ってる。
1.「支え足での送り出し」によって、ボディを動かそうとする。
2.「支え足の、殿筋をめいっぱい引き締める」ことにより、
「支え足で、上半身を(前方へ)送り出す」ことが可能になる。
※この時の「桃の核心、*印」は「絶妙の締まり具合」を確認しておく
3.次に(送り出そう等する側と反対、つまり)、「動く足の内転筋」を
上手に使って、足を出していく。(動く足の内転筋を引き締める)
※内転筋が使えない初心者は、背中が後ろに引けてバランスを崩す
これ、「日本のプロ教師」が教える「模範的な動作」だと思う。
これが理想だと思う人は、徹底的にこれを追求すれば良いと思う。
でも、わたし(山象)は、そんなことしない。
わたしなら、こうする。
1.まず「動かしたい足」の膝を持上げる
2.膝を持ち上げる際、「内転筋」を収縮させれば。
膝は上がらずに、ボディは動く足に引き寄せられ。
ボディは前方に動き始める。
3.ボディが動けば、同時に、膝を上げた足は、
自然に前方に進んでいく。
4.ボディが前方に進むと、支え足の「殿筋」は
ボディによって強制的に「引き伸ばされる」
5.ここで、支え足の「殿筋」を引き締めてやれば、
カラダ全体に「ドライブ」が掛かって、
大きく滑らかな、動きが生まれる。
見ての通り、というか、説明したとおり、
どちらも「殿筋」と「内転筋」を使っているけど
筋肉の使い方がまるっきり逆(正反対)
「足を出す」「カラダを移動させる」という時点で、
考え方が、まるっきり異なっていることが、わかると思います。
【赤】は、背中と膝(ひざ)は、逆方向に回転し、
「桃の核心、*印」は、引き締めておく必要がある。
【青】は、背中と膝(ひざ)は、同じ方向に回転し
「桃の核心、*印」は、リラックス状態も大丈夫。
比較してみると、面白いです。
じゃぁ、社交ダンスを習う時、
おカネを払って、どちらを習いたいですか?って話し。
日本の社交ダンスのプロ教師の大半は、
天地がひっくり返ろうとも「支え足は、送り足」である。
という概念を、「ダンスの絶対的な原点」としているから
【青】の動きを認めようとしないはずです。
例え、世界人類が滅んだとしても、
日本のプロ教師は、こういうことに対して
触れないし、触れようともしない。
-*-*-
下の「ブログ・ランキング」のバナーを
マウスで、ポチっ! とクリックして頂けると、
これからのダンス界、変わっていくかもしれません!
↓↓応援していただける人は、ポチッとクリック。
|