社交ダンスには、フット・プレッシャーと言う言葉がある。
直訳すると、どうなるんだろ。
「足で、○○を圧する」なのか
「○○で、足を圧する」なのか
さっぱりわからん!
都合の良いように、解釈していいよ・・・ってことか。
じゃぁ、なぜ「フット・プレッシャー」が必要なのか?
「膝が上がらないホールド」を作る人と
「膝が高く上がるホールド」を作る人では
根本的に「フット・プレッシャー」の目的そのものが違っているはず。
両方の意見をよく聞いて、
自分が、どちらを学んでいくかを決めれば良いと思います。
フットプレッシャーの原理的には、
「膝が上がらないホールド」の方が圧倒的にシンプルだと思います。
あらかじめ「膝が上がらないホールド」を作っておいて、
「膝を持ち上げれば、足が前に出て、前足に体重が乗る」
という動きであれば、
「フット・プレッシャ-」の目的は、とてもシンプルなものになり、
その強さやタイミングは、「歩幅の大きさ」や、動きの滑らかさに、
大きく影響してくると思います。
【1】膝が持ち上がらないホールドを作る
↓↓↓
【2】支え足の踝に体重を掛けて、踵を踏む
↓↓↓
【3】両足の土踏まずが、持ち上がろうとする
↓↓↓
【4】前足が前方に動き、前足に重心が乗る。
後ろ足の踵は浮き、カラダは前に進む
つまり、支え足の「フット・プレッシャー」は、
動く足の「足の裏を垂直に持ち上げる」ために、
行なうモノ・・・ということになると思われる。
動作原理そのものは、とてもシンプルなんだけど、
「膝が上がらないホールド」を作るのは、
「誰でもすぐに出来るのか?」といえば、そうじゃない。
少なくとも、高齢者限定の初心者向けサークルとかだと
そんなのは、教えないと思います。(すぐには出来ないから)
じゃぁ、「膝が高く持ち上がるホールド」に於ける
「フット・プレッシャー」とは、どういう動きで、
なんのために、行なう動きなのだろうか?
背中に「姿勢矯正器」を担げば、膝はいくらでも高く上がるし、
日本の「プロ教師」と呼ばれる人の多くは、
「膝を上げると言うことは、太腿を上がることなのだ!」
と教えているはず。
そういう指導者が教える社交ダンスに於いては、
「膝を持ち上げれば、いくらでも高くあがる」
じゃぁ、そういう人が教える「フットプレッシャー」は、
どういう原理で、どういう目的で行なっているのだろうか?
少なくとも、
【青】と【赤】のフットフレッシャーの原理や、
【青】と【赤】のフットプレッシャー目的は、
両者における「フットプレッシャー」という動作は、
全く異なる原理・全く異なる目的であろうことは、
容易に想像が付くと思います。
膝が上がらないホールドと、膝が上がるホールド。
両者を比べてみると、次から次へと、
面白いことがわかってくると思う。
(最終的には、どっちの先生に習うか・・・だな)
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