コメント欄で「社交ダンスの根源」という言葉が出た。
これを追求していくと、
「メダルテストの地域の統一ルーティン」
というものに、ぶちあたる。
その県の社交ダンスの団体の
全教室のメダルテストのルーティンを統一させて、
その県のダンス愛好者(競技選手を除く)全員に、
そのメダルテストのルーティンを、取得させる。
メダルテストのルーティンを覚えないヤツは
「落ちこぼれ」になり、その地域では、踊れなくなる。
そのうち
若手の先生が、「社交ダンスはリードだ! ルーティンじゃ無い」
と、いくら言い聞かせても、生徒は納得しなくなる。
生徒は、「ルーティン」を覚えなければ、仲間はずれにされるので
必死に「メダルテストのルーティン」を覚えようとする。
断定は出来ないけど、
そんな傾向が強いのが、愛知県と福井県
...かな。 違ってるかもしれないけど。
石川県は、長い間「○○教室のルーティン」みたいに、
いくつかの「人気教室のルーティン」が支配していた。
だから、派閥というか、強烈な「村」社会。
富山県は、
「カップル組めるヤツは、カップル組んで競技に出ろ!」
ということをやったので、
メダルテストのルーティンとかは、ほぼ消滅してるはず。
まず、社交ダンスの「いろはのい」として、
先生(組織)から与えられた「ルーティン」があり、
男性・女性双方が、ルーティンを覚える。
二人で踊るとバラバラだけど、踊ってるうちに、
踊りが歯車のように「噛み合ってくる」
それが、リードとなり、フォローとなる。
難しいフィガーを組み込んだルーティンを踊れる人が、
優秀な生徒として、集団の上位に立つ。
これが、プロ教師が作りあげた集団形成。
プロ教師が作り上げた「社交ダンスの根源」だな。
70歳代は、たくさんいるけど
40~50歳代は、ほとんどいない。
その数少ない 40~50歳代の大多数は
プロ転向してるか、アマチュア競技選手だから
70歳代と一緒に「メダルの統一ルーティン」なんて
やらないし、やったとしても、どうにもならない。
こんなの、ちょっと考えれれば、わかるはず。
でも、多くのプロ教師は、
社交ダンスが衰退させた原因をダンス愛好者のせいにする。
おい、おまえ、なぜ、メダルルーティン、やらんのだ!!
メダルルーティンやらんと、仲間はずれになるぞ!!
Aさん(70歳)も、Bさん(80歳)も、メダルルーティン大好きだぞ!
なんで、おまえ(50歳)は、メダルのルーティン、やらんのだ!
プロ教師の「頭の中」は、たぶん、こんな感じ。
おいおい、ちょっとまて、
そういう先生も、メダル統一ルーティンで、育ってないだろ!
メダルのルーティンやってないから、教師になれたんだろ!!
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