昨日の動画、「ロアーって、なんだろう?」を作ったときの裏話。
まず、ライズ&ロアといえば、ワルツ。
なので、3拍子のBGMとなるわけですが、
3拍子と、ナレーションが、噛み合わない。
この動画でやることは、
「アタマの高さを変えずに、膝の曲げ伸ばし」
そして、【A】から足を出す、【B】から足を出す
両方やって比べてみよう...
という、誰でも出来る、超!単純な動作比較です。
「単純比較」をいうことを強調するために、
4拍子の「日々是好日」という曲を使いたかった。
これが、今回の動画作りの、最優先。
だがしかし、この曲は短い。たった1分16秒。
理想から言えば、動画1分08秒のイラストの手前で
3拍子から4拍子に変えてやるのがベストだけど
それをするには、4拍子の曲が短すぎる。
仕方が無いので、ギリギリまで、3拍子を長く引っ張って、
ストーリーを変更して、3拍子の部分に押し込んで、
最低限の部分だけを4拍子の部分に使うことで、
4拍子を1分16秒の中に納めたのが、この動画です。
【youtubeでみる】大きな画面でみたいときは、こちらから
内容的には、
そもそも、ワルツというのは
「ボディの上下運動」が
ベースになってる踊りなのか?
って話。
そして、ロアーという動きは、
「ボディの上下動」の際の
降りる動作を指す言葉なのか?
って話。
そういう疑問を投げかける動画。
いうまでもなく、教える側は、
そうなのか?そうじゃないのか?
ってことを、正確に教える必要がある。
それが、ワルツを理解する「肝」
習う側は、先生から、教わったかな?
昔は、ブルース(スローリズムダンス)の後にワルツを教えてたはず。
一歩一歩、支え足の上にボディをのせて、軽くポンポン跳ねる踊り。
その後に、ワルツ。
今は、スローフォックストロットと、ワルツを並行して教える。
スローは、支え足側の股関節を水平移動させながら、スウィングを行う。
それと、並行してワルツ。
スローリズムダンスと同じホールド・同じ基礎で、ワルツを踊ったときと
スローフォックストロットと同じホールド・同じ基礎で、ワルツを踊ったときには
ボディの上下運動に対する「根本的な概念」が大きく変わってくる。
40歳代・50歳代の初心者女性が、ワルツを覚えるとき
70歳台の年配男性とペアを組んで練習するのと
若手のラテン上がりの男性と練習するのとでは、
その女性の基礎は、まるっきり変わってくるはず。
若手のラテン上がりの男性は、ブルース知らないから
その女性は、「ブルースを知らない人のワルツ」になる。
プロ教師は、所詮お仕事、金儲けだから、都合の悪いことは、言わない。
自分が売ろうとしている商品の「悪い点」を、
積極的に、客にしゃべりまくる営業マンなど、
この世の中には、めったにいない。
|