「立場が変われば、考え方が変わる」
・・・というのは、よく言われることだけど、
出来るか、出来ないかは別として(これ重要)
「教える立場」に立って、考えてみると、
いろんなものが見えてくることがある・・・かもしれない。
教える側が、「手抜きしたくなる」とか、
「教えるのが面倒になる」「これは、触れないでおこう」
みたいなのが、いろいろありそう。
こういうのは、想像してみるだけで、面白い!
例えば、公民館サークルの生徒の中に、
西洋人タイプの生徒と、日本人タイプの生徒が、
混在していて、そこの先生を引き受けたとする。
「片方の膝を持ち上げながら、姿勢を低くする」
いわゆる「ロア」を教えるとき、どう教えるか?
前足の膝を持ち上げながら、ロアするとき
(支え足の膝を曲げて、姿勢を低くするとき)
【西洋人タイプ】は、前足の膝を持ち上げると、
重心が前足に乗るので、(必要以上に)カラダは前に進む
【日本人タイプ】は、重心が後ろ足に残り、
後ろ足の上で、カラダが沈み込んでいく。
二つのタイプが混在している場合、同じ教え方は出来ない。
そういう時に、自分が先生だったら、
「限られた時間」の中で、どうやって教えるの?ってこと。
西洋人タイプには、「低くなるときは、後ろ足の上で粘れ」
日本人タイプには、「降りながら、後ろ足でボディを送れ」
というふうに、生徒によって教えるべき内容を、
まるっきり、変えなければいけない・・・という局面。
おそらくは(あくまで推測ですが、自分なら)
サークルの生徒一人一人、それぞれが、
自分の踊りに自信をもっていればいるほど、
教える先生は、「手抜き」したくなるだろうし、
「余計なことには、触れたくないでおこう」
と考える...ような気がする。
いわゆる、「触らぬ神に、たたり無し」ってやつかな。
案外、どこにでもあるよくある話・・・なのかもしれない。
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