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2019年3月21日
投稿312 きょうは、かがやきれんしゅううかい
 2019/03/21(木) 08:28:23  カテゴリー:かがやき練習会  投稿者:sanzo

曇り空で、雨ふってるけど、
午後から、天気がよくなる・・・っぽいですね。

参加される方は、気を付けてきてください。
あたたかい服装でくるのが、良いと思います。

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2019年3月20日
投稿311 あす21日は、かがやき練習会
 2019/03/20(水) 08:04:12  カテゴリー:かがやき練習会  投稿者:sanzo

あす、3月21日(祝日)は、かがやき練習会です。
参加される方は、事故に遭わないように、気をつけてきて下さい。

ほぼ1ヶ月ぶりの練習会。
しばらく、できなかったので「忘却の彼方」・・・
完全に忘れ去られて、もしかしたら、誰も、来ないかもしれない。

無理をせず、少しずつ、のんびりと、カラダを動かして、
コーヒーでも飲みながら、楽しく、ダンスを踊りましょう。

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2019年3月19日
投稿310 今日の日記0318
 2019/03/19(火) 05:50:04  カテゴリー:今日の日記  投稿者:sanzo

かがやき練習会で使う曲、今回は「短い曲」を入れ替える予定。
いま、編集作業やってます。

「カネがない!」という致命的な理由があるので、新しく発売されたCDを
積極的に使うことはできない。
でも、「自分にできることは、できる限り実行する!」ということで、
出来る範囲で、少しづつ、曲を集めて、曲を変えていきます。

------

ところで・・・・

2019年、社交ダンス界を変えていく
というより、社交ダンス界を「牽引していくのは、
 youtube の動画を出している、ダンサー裕美 先生
かな・・・と思います。 山形県の先生ですね。

裕美先生の youtube 動画を見た後で、ダンスビュウの付録DVDを見ると、
ダンスビュウのDVD動画が「単なる足形の羅列」に見えてくる。
トップレベルのプロ教師は「カラダの使い方を、何も教えない!」という
ことに気づきます。 何故だ???


キーワードは、踊る時のカラダの
 「ねじり方」「ひねり方」「しぼり方」「ひしゃげ方」
にあるはずです。

つまり、社交ダンスの基本というを考えたときに
「MAXねじる」「MAXひねる」「MAXしぼる」「MAXひしゃげる」
というカラダの変化を最大化させて踊るのが正しいのか?
それとも
「ねじらない」「ひねらない」「しぼらない」「ひしゃげない」
という絶対条件を厳守して踊り続けるのが正しいのか?

実際、「ねじる踊り」も「ねじらない踊り」も一長一短。
どちらにも、メリットとデメリットがあります。
どちらを目指してもいいけど、「ねじる踊り」と「ねじらない踊り」は
根本的に「目指す方向が異なる」ということ。 絶対に合わない!

試しに、ダンスパーティとかで、プロの先生と踊る機会がある人は、
先生相手に踊る時、「自分のカラダの動きを最大化」させて、
相手の先生が、どんな反応を示すか、試してみればいい。

踊りに対する考え方が異なる(絶対にペアを組むことがないであろう)
 「ねじる踊り」の人と、「ねじらない踊り」の人が
真剣に1曲踊れば、終わったときには、ほぼ確実に、どちらかが
「病院送り」になるはず。理由は、腰に激しいダメージが掛かるから。

だから、考え方が異なる相手と踊る時には、ほとんどのプロ教師は
「手抜き」してくるはず。 手抜きしないと、腰が「ぶっ壊れる」。
上級なプロ教師ほど、ひとつひとつのカラダの動きに対して、敏感に
なるはずなので、ねじってはいけないところで、思いっきりねじって
やれば、プロ教師のカラダを「ぶっ壊す」ことなんて、簡単にできるはず。

「ねじらない相手」に「ねじりを掛ける」というのは非常に危険なので、
そういうのを指導するのが、社交ダンスのプロ教師なんだろうけど、
日本のプロ教師は、そういうことを、教えないからね。

「社交ダンスは、みんな仲良く、平等に踊りましょう!」とかいいながら
自分は「踊りのあわない人とは踊らない!」みたいな先生が多い。
特に、女の先生は、そういう傾向が強い。 なぜでしょう?

「踊りたい人」と「踊りたくない人」は、どこが違うのか?
それが一番大切なことでアリ、それを最優先で教えればいいんだけど、
ほとんどの女性のプロ教師は、それを教えない。

それを教えるのが、プロ教師の「お仕事」だと思うんだけどな。。。。

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2019年3月11日
投稿309 今日の日記0311
 2019/03/11(月) 20:56:08  カテゴリー:今日の日記  投稿者:sanzo

Yahoo! ニュースに、こんなのが出ていた。

社交ダンス 7人が救急搬送 150人参加のパーティーで体調不良
    ↑↑ 動画あり ここをクリック

記事と動画によると、
 3月10日(日曜)午後3時過ぎ
 JR日暮里駅近くにある、東京都荒川区の公共施設「日暮里サニーホール」で行われていた
 ダンスパーティ参加者 150人のうち、50~80歳台の男女7人が、体調不良で病院に
 運ばれた。(動画には、救急車が映っている)

 ・・・ということらしい。

 ここは、広くて天井の高いホール(500人収容のコンサートが出来る広いフロアー)で、
 田舎のダンスホールのような狭くて息苦しい場所ではない。

 ダンスビュウのパーティ情報をみると、12:30~16:30の 一般的な1000円パーティ
 飲み物付、オールダンスタイム・ミキシングあり・トライアル(ミニデモ)あり。

 150人中の7人と言うことは、参加者の5%が、病院に搬送 ということになる。

 ミキシング(金沢でいうチェーンダンス)と、ミニデモをやっていれば、
 踊らずに座っている時間が、かなりあるはず。
 動きすぎてぶっ倒れる・・・というのは、考えにくい。

 いったい、なにが起きたのだろうか?

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2019年3月10日
投稿308 今日の日記0309
 2019/03/10(日) 04:28:30  カテゴリー:今日の日記  投稿者:sanzo

去年の秋に購入したまま、使わずに置いてあった電子レンジを売却。

「買取価格20%」とかで、それなりの値段で買い取ってもらえたのでよかった。

買ったのはいいけど、結局、使わないものは、
開封せずに、箱に入れたまま、使わずにおいておく。

断捨離・・・なのか、単に「カネがない」のか。
ともかく、売れてよかった。

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2019年3月 8日
投稿307 インナーマッスル その12
 2019/03/08(金) 04:33:42  カテゴリー:Ballroom Fitness みらい  投稿者:sanzo

社交ダンスのカラダの動きを考えるとき、インナーマッスル(深層筋)の動き(働き)は重要になってくる。
しかしながら、インナーマッスルは、頭で考えた(能からの直接の命令)の通りには動いてくれない。

じゃぁどうするか。どうやってインナーマッスルを動かすのか?

taiktyoku016sp.png

そこで、カラダの中に丹田から発する「気の流れ(日本の合気道)」「力の流れ(ロシアのシステマ)」
「勁の流れ(中国の陳式太極拳)」というものを作れば、その流れに沿った形でインナーマッスルが働く。

対して、「丹田は重たい重力の塊である」という意識を持ち、インナーマッスルを使って、その「塊」を
より強固なものにする。そうすることでと、脳から指令によって動く「難しい名前がついている、○○筋
とか△△筋とかいう、アウターマッスル(表層筋)の数々」を、自由自在に操れるようになる。

日本の「社交ダンスの先生」は、どちらを教えるか?
日本の「プロ教師」免許制度では、気の流れとか勁の流れとか、そんなものは一切認めていません。
「脳ミソ」からの指令で動く筋肉だけで完結させるのが、日本の「プロ教師資格」なのです。

じゃあ、これはどうなるのか?

pro_hiromi1.jpg

金沢正太氏と、裕美先生は、
 (1)右の胸に大きな花束を持つイメージで、カラダを左に、「ひしゃげ」させてから
 (2)「ねじりパン」のように、ねじって、ひねって、右に回転させる。

という説明をしています。

そんなことをしなくても、ホールドは作れます。
わたし(山象)ならば
 (1)カラダをねじらずに、ひねらずに、左足のボールの上に立ってから
 (2)左肘と左手首を、まっすぐ前方に伸ばしていけば、左ボディが前に出る。

たったこれだけ。

なにが違うのでしょうか? インナーマッスルの使い方が違います。
どちらもインナーマッスルを最大限に使っているのですが、使い方が違うんですね。

taiktyoku016left.png

初心者は、男性の左肩と女性の左肩の距離が遠ざかると、ボディ全体が離れてしまいます。
だけど
 「ふたりの左肩の距離を遠ざけたほうが、ふたりのボディが密着する感覚を得られる」
そんな方法が、大きく分けて2種類、存在します。 左側の方法と、右側の方法ですね。

 2つの決定的な違いは、左肩・左ボディを前に出していくときに、
 左前腕に「左斜め(時計の10時の方向)の力を加えながら、左腕を直進させるか」のか、
 左前腕に「右斜め(時計の2児の方向)の力を加えながら、左腕を回転させるのか」
 という、まったく正反対の動き。 どちらでも、ふたりのコンタクトは強くなります。

 初心者の頃は、左肩を前に出して、二人の左肩の距離を遠ざけようとすると、バラけて
 しまいます。
 「バラけてしまうと、先生に叱られる」ので必死にボディをくっつけようとします。
 その方法が、2種類あるということです。 じゃぁ、どちらの道を選ぶか・・・ですね。




この動画の9分27秒から始まる、左肩~左胸~右骨盤を斜めに結ぶ「たすき掛け」の筋肉。
これを緊張させ、収縮させると、(陳式太極拳でいうところの)勁動がふさがって、勁の流れが
止まってしまう。

意識的に「勁の流れを完全に止めてしまって」カラダをねじって・ひねって・ひしゃげさせて、
左右に回転させながら進むのも、「ダンスの楽しさ」だと思います。

でも、丹田から、てのひら・あしうらに流れる「気の流れ」「勁の流れ」作り出すために
「ねじらない・ひねらない」を徹底して、この「たすきがけの筋肉」を緊張させずに踊りきる
(常に弛緩(リラックス)状態に保つ)一つのダンスの楽しさのような気がします。

「最大限にねじりまくった踊り」でも「ねじることを禁止した踊り」でも、社交ダンスは
踊れます。
どちらが大きく優雅に踊れて、どちらが楽しいか??
競技会で勝つのは、どちらの踊りを選択すべきなのか?

それは、踊る人、ひとりひとりが、決めれば良いと思います。

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2019年3月 7日
投稿306 インナーマッスル その11
 2019/03/07(木) 03:37:51  カテゴリー:Ballroom Fitness みらい  投稿者:sanzo

山形から youtube の動画を発信されている、
ダンサー裕美先生の動画。 これの「新企画」が面白いので、便乗してみましょう。

題して、
 『「プロが教えないダンステクニック講座」をプロが教えちゃうって話』に、
 パーティ主催者のわたし「山象」が異議を唱えるって話。
だな。
今回のテーマは、「しぼる」「ねじる」「ひしゃげる」という行為です。

pro_hiromi1.jpg

金沢正太氏の「セットアップ原則」を紹介してます。
紹介しているほんの中には
互いに(ねじりパンのように)互いにボディを右回転させ、ねじるように からませる(絡ませる)
と書いてあります。

うまく踊れないヤツは、棒のように立ってるんだ。
カラダを「ねじる」というテクニックを知らないから、上手に踊れないんだ!って具合。

果たして、そうなのでしょうか? やってみれば、わかります。
こんなホールドで、右足を前に出したら、思いっきり「内股」なります。

右足を前に出すときに、「ねじれ」が解けて、右足を真っ直ぐに出すことができないはずです。
右足が、内股になって、右足のつま先が、「時計の2時の方向」を向いてしまいます。

ふつうに考えて、こんなの、ありえないです。

「血のにじむような厳しい練習」を繰り返せば、「ねじれ」を作りながら、まっすぐに右足を
出せるようなるかもしれませんが、これが現実的とは思えません。
でも、練習を繰り返せば、お互いが「右のおなか」どうしを押し付けあって、
「二人のボディが絶対にはなれないボディコンタクト」を作ることができるかもしれない。

じゃぁ、裕美先生は、どのように解説してるでしょうか? 
2分53秒のところから、見てみましょう。

そもそも、「正面を向いたところから、右にねじっている」のではない!
(先生に「背骨を伸ばして、真っ直ぐ立て」と教えられて、そのとおりに踊ってる
 はカップルは、「馬さん」と「鹿さん」のペアだってことなのかもしれない!)

「左にねじっている」姿勢からスタートして、そこから「右にねじるんだ!」という説明。
おいおいおいおい! いくらなんでも、ないだろ!!!!

答えは、5分36秒あたりから

大きな花束を右胸に抱きかかえたとき、アタマは左に伸びて、カラダが「左にひしゃげる」。
花束を運ぼうとすると、左肩が前にでて、こんどはカラダが「右にひしゃげる」。

ほんとうに、こういうのが、社交ダンスの基本動作なのか?
そんなの、習ってねぇぞ!!! 
いや、この「ねじれ」とか「ひしゃげ」こそが、CBMの正体なのか???

5分50秒あたりから、
 「人間の骨格は左にひしゃげている」
 「左にひしゃげて、左にひるがえっている」
とか言ってる。

カラダの力を抜いて、ボールの上に、真っ直ぐに立った姿勢ではダメなのか?
説明は続く。

7分42秒からの「アナトミー・トレイン」という本。

基本になっている「左にひしゃげた姿勢」は、
左の背中(左肩甲骨~頸椎あたり)の筋肉を、緊張させながら収縮させる
ことによって、左肘を(左肩の高さまで)持ち上げようとすることで、
左腕全体がが後方に下がる(左腕のテイクバック?)時の動きだと思われます。

この「左にひしゃげた姿勢」から、「右へのねじれ(ねじりパン)」を作るのは

9分27秒からの説明。これが最重要ポイント。
カラダの(内臓よりも)前側にある筋肉、「左肩」から「左胸」経由で「右の骨盤」と
つながっている筋肉。
この「斜め(たすきがけ)の筋肉」を、少しづつ収縮させることによって、
カラダに「右のねじれパン」のような状態を作っていく。

そのとおり・・・かな。
ねじれパンをイメージして「斜めの筋肉」を収縮させると、きれいなホールドが作れる。

うまく踊れない人は、「ねじりパン」状態を作らずに、真っ直ぐ正面を向いたまま
この「斜めの筋肉」を収縮させようとする(無意識にこの筋肉が収縮する)ので、
結果的に、左の骨盤が吊り上がって「左足がぶらんぶらん」なホールドになり、
左足でしっかり床を踏むことができなくなる。

この「斜めの筋肉」は、左肘を持ち上げて動いていれば、無意識に「収縮」するので、
収縮を利用して「右のねじりパン」のような「ねじれのある状態」を作る練習をしましょうね!
正面を向いたまま「収縮」すると、左の骨盤が吊り上がって、姿勢が崩れてしまいますよ。

・・・という話だな。


「完璧!」「さすがプロ!」「まったく、そのとおり」と言いたいところなんだけど、
この「斜めの筋肉」を使ってしまうと、「インナーマッスル」が機能しなくなる。

だから、ついつい使ってしまう、この「斜めの筋肉」を封印して、
「この斜めの筋肉を使わないようにする」ことこそが、インナーマッスルを使った
社交ダンスの「原点」じゃないかと、わたし(山象)は考えたりする。

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2019年3月 5日
投稿305 インナーマッスル その10(予告編)
 2019/03/05(火) 05:12:49  カテゴリー:Ballroom Fitness みらい  投稿者:sanzo

山形から youtube の動画を発信されている、
ダンサー裕美先生の動画。
これの「新企画」が面白いので、便乗してみましょう。

題して、
 『「プロが教えないダンステクニック講座」をプロが教えちゃうって話』に、
 パーティ主催者が異議を唱えるって話。
だな。

ダンサー裕美先生は、金沢正太氏に、賛同している。

それに対して、わたし(山象)は、金沢正太氏の踊り方は、踊った相手を
「病院送り」にする要素があり、「きわめて危険」だと考えています。

なにが問題なのか?
 「しぼる」「ねじる」「ひしゃげる」という行為です。
日本のプロ教師は、「意識的にカラダをしぼる」ことを推奨しています。
わたしは、これを否定しています。
なぜならば、「カラダをねじらない意識で、きれいな姿勢が作れる」からです。

ねじらない意識を作ってる相手に、対して「ねじり/しぼり」をかければ
相手の腰に強い負担がかかり、「病院行き」になってしまいます。
これは、非常に危険な行為です。
「しぼりは正義」なのか「しぼりは悪」なのかという話。

パーティを主催している者として、断じて、見逃すことはできない!!!

どこに問題があるのか、少しづつ、紐解いていきましょう。

**** 少しづつ、追加していきます ****

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2019年3月 4日
投稿304 今日の日記0303
 2019/03/04(月) 03:37:09  投稿者:sanzo

3月の日曜日は5回。
だがしかし、日曜日のかがやき練習会は、一度もない。

3月のかがやき練習会は21日の祝日、1回だけ。
その日は、某教室主催の500円パーティとぶつかっている。
なんという悲劇。

踊りたくても踊れない「ダンス難民」化してたりするわけだけど
誰か、踊ってくれる人、いないかな。

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2019年3月 2日
投稿303 インナーマッスル その9
 2019/03/02(土) 05:40:50  カテゴリー:Ballroom Fitness みらい  投稿者:sanzo

日本の社交ダンスでは、「インナーマッスルを使え!」という指導が行われる。
しかしながら、「どのようにインナーマッスルを使えばよいのか?」ということが
教えられることは無い。
結果として、社交ダンスの「現場」では、とんでもないことが起こっている。

taiktyoku016sp.png

左の図は「インナーマッスルを使って、丹田から手足の指先に向かって、勁の流れを作る」
「気の流れ」あるいは「力の流れ」といった方が、イメージしやすいかもしれない。

右の図は「インナーマッスルを作って、丹田(お腹)に、鉄球のような塊を作る」
丹田(お腹)に自分の体重すべてと精神、すべてを集中させるというイメージになる。


太極拳を含めた武道・武術であれば、どちらかが勝って、どちらかが負ける、
もしくは、どちらかが「本物」で、どちらかが「ものまね」として評価される。

ところが、社交ダンスの場合は、男女が一緒に踊るので、
右の図の男性と、左の図の女性が、全力で踊ると、女性側が激しい腰痛に襲われて
「病院送り」になる可能性が高い。
踊り方を統一させずに、足形だけを教えるというのは、「非常に危険」なのである。


日本の社交ダンスは
 「子供から高齢者まで、初心者からチャンピオンまで、
 カルチャーセンターの入門コースも、トップクラスの個人レッスンまで、
 すべての人が同じ基礎を使って、みんな平等に踊りましょう!」
みたいな感じになってます。
 「高齢者向けの、初心者サークルだと、一人の落伍者もだしてはいけない。
  難しい指導で、高齢者が辞めてしまったら、先生が無能という扱いになる」
それが日本の社交ダンス。

左の図の「勁の流れ(気の流れ、力の流れ)」は、理解出来る人と理解出来ない人がいる。
だったら、そんなものは、使ってない!
右の図は「お腹に力を入れる」方法ならば、子供から高齢者まで、すべての人が理解出来る。

だから、右の図のカラダの使い方が、「日本の社交ダンスの基礎」になっている。


理解できないのは、「競技会」というシステム。

難しいカラダの使い方を「出来る人」と「出来ない人」がいるならば、「出来る人」だけを
選び出して、戦わせればいい。

「難しいカラダの使い方は禁止です!」とか言って、「子供から高齢者まで、すべての人が
理解出来るカラダの使い方」だけで、競技選手同士を競わせるのが、日本の競技会。

だから、「激しく野性的で、フロアー全体を暴れ回るように動くカップル」が勝つ。
「他人の知らないテクニックを知っているカップル」は、マイナス評価になるのが現状。
日本の競技会の「ジャッジの評価基準」は、そういうふうになってる。

競技会の「ジャッジの基準」が変われば、競技会の順位なんて、簡単にひっくり返る。

「激しさ・荒々しさ」が評価され、「乱暴さによって、小さい歩幅でも大きく見える」
ような踊りが推奨されているうちは、日本の社交ダンスは変わらない・・・と思う。

優雅に、滑らかに、それでいて大きな歩幅のダンスの方が、いいと思うんだけどね。
悲しいかな、競技会のジャッジ(審査員)の先生は、それに気がつかない。

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