5月2日のかがやき練習会
参加された方、どうもありがとうございました。
参加人数は66人(主催者を含む)でした。
「前日(1日)よりも少なくなるのではないか?」という
危機感をもっていたのですが、前日を超える人数で、
なんとか、最悪自体を免れた・・・という感じです。
5月1日、2日とも、他のダンスパーティなどは、無かったはずですが、
それでも、落ち込むときは、豪快に落ち込みますね。
たぶん、他と重複すると、目も当てられない状況になりそうです。
いったん、「人数が少なくて楽しくない」危険水域に入ってくると、
遠方からの参加者がいなくなります。
「せっかく、遠方から来たのに、踊る人がいない!!」
みたいなリスクがあると、遠方の人は参加しなくなります。
こういう状況は、なんとか回避したいものです。
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社交ダンスの愛好者(女性)は、2つに分類されます。
「特定の踊る相手がいる女性」と「完全にフリーな女性」です。
「相手がいる女性」は、どこへ行っても、ダンスを楽しむことができます。
なので、ほおっておいても、大丈夫です。
でも、「相手のいない女性」は、ダンスを楽しむ場所が限定されます。
「相手のいない女性」が、最低でも月に1~2回、安心して気持ちよく
ダンスを楽しめる環境を維持していく必要があります。
単発的なイベントやって、一定数の人が集まれば、それで大成功だと
思い込んで自己満足に浸っている主催者もたくさんいるけど、
実際は、そうじゃないんですね。
「特定の相手を持たない人」が、定期的に楽しくダンスを踊れる場所
が、末永く維持される・・・・という安心感。
これが、なにより大切です。
採算割れで「かがやき練習会」が無くなったら、その瞬間から、
数十人の「相手を持たない女性」は、踊る場所を失って、
ダンス界から消えていく・・・・みたいなことが、現実味を帯びて
きています。
地域のトップに立つ指導者や、多くのプロ教師は、そういうことを全く
理解していない。
視野が極端に狭く、自分の周囲しか、見えてない指導者が多いってこと。
「ダンスを教えるプロ教師」は、「教えた生徒が、継続して、ダンスを
楽しむ環境を守っていく」必要がある。 当たり前のことです。
それが出来ていない。
実際、採算割れで「楽しくない」状況からでも、学ぶべきことはあります。
その場で体感した人は、最悪の状況からでも、いろいろなことを学ぶことができます。
でも、「足形を教えることだけが仕事だ」とか「自分に関わるイベントだけを
成功させればいい」とか、考えている脳天気なプロ教師は、周囲が危機的状況に
陥っても、なにも感じないでしょう。
いずれにしても、「令和の時代の社交ダンス」は、大きく変化していくと思います。
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