10月13日(日)と14日(月・祝日)のかがやき練習会
参加された方、どうもありがとうございました。
参加人数は、13日が84人(訂正済)、14日が74人でした。
(いずれも主催者を含む人数)
毎度のごとく、危険水域である70人に迫ってきてます。
前日の夜に台風が通過しており、かなり微妙なタイミングでしたが、
石川県に大きな被害もなく、練習会を開催できてよかったです。
一回の会場費が2万円を超えているので、2日連続開催の時に、
台風の直撃を受けると、悲劇的な結果になりかねませんからね。
社交ダンスパーティで「参加者を最大にするには、どうするか?」といえば、
答えは簡単です。
高齢者が主催する、高齢者のためのパーティを主催すれば、人は集まります。
毎回毎回、同じメンバーで、ミキシング(石川県では、なぜかチェーンダンス
と呼ばれている)とかミニデモとかやっていれば、全員が同じような踊り方に
なっていきます。
そんなダンスパーティに未来はあるでしょうか? 未来なんてありません。
かがやき練習会は、高齢者じゃない人が、高齢者を招いて、高齢者に助けて
もらいながら、なんとか、練習会を維持しています。
社会人(年金を受給していない人)だけで、「楽しくダンスを踊る空間」を
維持するのは不可能なので、さまざまな年齢層・さまざまな踊り・さまざま
な考え方をする人たちを、集めるようにしています。
14日の練習会では、30~40歳台のアマチュアB級・C級の競技選手の方が、
コーヒーをいれたり、積極的におばちゃんのお相手をしたりしてました。
お礼や交通費は出していないので、自腹で交通費を払って、お手伝いに来て貰っ
ています。
自分たちがダンスを踊れるのは、多くの人の支えがあるからだということを認識
しながら、「楽しくダンスを踊る空間」を守ろうとしているのですね。
「若手の初心者」にとって、「30~40歳台のアマチュアB級・C級の競技選手」
というのは、当面の目標であったり、通過点であったりするはずです。
若手の方の目標になる人たちが、これからの「楽しくダンスを踊る空間」を守ろるた
めに、自腹で練習会に来て、延々と「裏方」をやっている姿を、若い初心者の人たち
に見て貰いたい。
そういう「裏方」の姿を見ながら育った若い人こそが、今の社交ダンス界にとって、
大切なのだと、わたしは思います。
プロ教師が報酬の見返りに「お膳立て」をして、若い人にダンスを踊らせる。
カネを払って「プロのお膳立て」の中だけで踊っている若い人は、ほんとうに
伸びて行くでしょうか?
「お膳立て」して貰った中だけの人って、将来を背負うダンサーになると思いますか?
だめでしょう。
「お膳立て」の中で育った人なんてて、やめちゃう人、多いんじゃないでしょうか?
若い生徒さんを持つプロの先生(数人)に、機会をみつけて、そういうことを伝え、
理解を求めようとしているのですが
ダメ・・・ですね。
理解しておもらえないみたいで、なかなか、難しいものがあります。
もう、石川県の社交ダンス、だめかもしれない。
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