日本の社交ダンスの基本は、「ねじり倒す」「ひねり倒す」「ひしゃげまくる」の3原則。
なぜ、こんな馬鹿げたものが、「社交ダンスの基礎」になってるのか?
理由は簡単! プロ教師と称する人間が「自己矛盾」が発生しているのに気づいてない。
日本の社交ダンスのプロ教師が考える基本を、「矛盾」ということわざの例に例えると・・・
矛(ほこ)と盾(たて)を売ってる「発明家」がいて、
最初に、「すべての物体を貫通させる、万能の矛(ほこ)を発明しました」と自慢し、
1分後に「すべての物体をガードする、万能の盾(たて)を発明しました」と自慢する。
それを聞いていた周囲の人たちは、大きな声で
「あなたの『万能の矛』で、『万能の盾』を突き通したら、どうなるのですか?」と質問した。
発明家は返答に困って、黙ってしまった。。。
と思いきや、
延々と、1分ごとに、『万能の矛』と『万能の盾』の説明を繰り返した。
最初に、「すべての物体を貫通させる、万能の矛(ほこ)を発明しました」と自慢し、
2分後に「すべての物体をガードする、万能の盾(たて)を発明しました」と自慢する。
3分後に、「すべての物体を貫通させる、万能の矛(ほこ)を発明しました」と自慢し、
4分後に「すべての物体をガードする、万能の盾(たて)を発明しました」と自慢する。
悲しいことに、発明家は、1分前のことすら覚えていない。
発明家は、1つのことを考えようとすると、その前に考えたことは忘れてしまう。
発明家に悪気があったわけではなく、発明家は「鳥頭(とりあたま)」なのである。
「日本の社交ダンス」で基本とされる動きは、自己矛盾に満ちあふれているわけですが、
プロ教師の多くは「鳥頭(鶏は三歩歩けば忘れる)」であるがために、それに気づかない。
直前のことさえも忘れてしまうから、プロ教師の発言には、悪気がなく、自信たっぷりなのである。
「ニーバック」と「ニーアップ」の説明をしているが、「自己矛盾による論理破綻」の感が激しい。
(ニーアップはknee(膝)を持ち上げることであって、膝の後ろを持ち上げることではない)
「膝の後ろ」を持ち上げるストレッチの大前提は、「土踏まずのアーチを作る」こと。
「土踏まずをカラダの方に引き込んで、土踏まずのアーチを最大化させる」ことが大前提。
なので、今回の動画を単体でみれば、「裕美先生の行ってることは、正しい」といえる。
ところが、裕美先生は、致命的な過ちを犯している。
直前の動画を含めて、たびたび「背中に棒を担いで、肩を左右に回転させる」運動を推奨してること。
いくらで売ってるのか知らないけど、スウィングバー・プロ(棒様)という棒を、売ってたりする。
肘を真横に張ってカチンカチンに固めたり、背中に棒を担いだり(昔のプロ教師絶賛の姿勢矯正器も同じ原理)
すると、「土踏まずを靴底に押しつける感じ」、「土踏まずは、べったり押し潰して、カラダを安定させる」
方向に働く。
カラダ(胴体)の筋肉のストレッチ、「カラダをねじり倒す」「カラダをひねり倒す」をやるときには
足の裏の土踏まずを床に押しつけて、土踏まずを押し潰すことによって、足の裏全体を床に固定させた方が
効果的です。 そのほうが、肩を回転させたときに、背中の筋肉が伸びますから。
でも、「膝の裏を伸ばす(ニーアップ)」は「膝の裏を持ち上げる」ストレッチは、「土踏まずを持ち上げ
て(土踏まずをカラダの中に引き込んで)、土踏まずのアーチを最大化させるのが、大前提」です。
「土踏まずを押し潰す状態で、膝の裏を持ち上げる」のは、絶対NGです。
悲しいかな、裕美先生を含めて、日本のプロ教師は、この致命的な欠陥に気がついていない。
「土踏まずを押し潰して、カラダの筋肉を引っ張るストレッチ」と
「土踏まずのアーチを作って、カラダ全体を柔らかくするストレッチ」が
ごちゃごちゃに入り交じっているので、習ってる生徒は、わけがわからなくなってくる。
教える側のプロ教師が、自己矛盾に気づいていないのだから、生徒は理解できるはずがない。
結果、どうなるか?
土踏まずを押し潰して、膝の裏を持ち上げると、ヒール(踵)が持ち上がる。
これがライズですね!
土踏まずを押し潰したまま、膝の裏を持ち上げるためには、両肘を真横に張って、斜め上を見て踊りましょう。
簡単でしょ? これなら、初心者から上級プロまで、同じ基礎で踊れます。
これが、日本のプロ教師が教える「社交ダンス」です。
自己矛盾(『万能の矛』と『万能の盾』を、悪気もなく交互に自慢する)の上に成り立っているのですから、
崩壊するのは、当然です。
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