「日本(固有)の社交ダンス」について、書いていく準備を進めてます。
ところで、メルカリとか、ヤフオクをみても
(故)金沢正太先生の、「プロが教えない」シリーズは、ほとんど出品されませんね。
大量に発行されていて、日本では「ぶっちぎりのベストセラー」のはずなのですが、
市場に出回らない。 永久保存版なのかな?
長年にわたって、雑誌ダンスファン(現在は休刊)に連載されていて、実質的に
「日本の社交ダンスの教祖様」みたいになってます。
日本の社交ダンスは、これが大原則。
というか、日本のプロ教師は、これを必死に熟読しながら、社交ダンスの基礎を勉強する。
元、日本チャンピオンの檜山先生のナチュラルターンも、金沢正太先生の本の何度も何度も
読み返して、金沢正太先生の踊りを、必死に覚えたのだろうと思います。
何があっても崩してはいけない、鋼鉄のような背中の「十字架」が完璧ですね。
マーカス・ヒルトンのナチュラルターンのスウィングは、
右足(支え足)を超えたところで、斜め前方の床に向かって、思いっきり、左足(動く足)の
スウィングを掛けてます。
「斜め下に向かって、スウィングをすると、正面へのスウィングが、横へのスウィングに変わる」
という、「イギリスの社交ダンスの大原則」・・・・を利用しています。
このヒルトンの踊り方は、カラダの力を抜くことが大前提。
背中をに固めて「十字架」を作ると、ヒルトンの動きができなくなる。(顔面からぶっ倒れてしまう)。
イギリス人と違うことをすればいい。
クソ難しい筋肉の名前を連呼して「ねじり倒す」「ひねり倒す」「ひしゃげまくる」の大原則で、
背中の十字架を振り回しながら踊れば良い!
日本のおいては、日本のチャンピオンである檜山先生といえども、
「絶大なる教祖様」とも言える金沢正太先生に逆らうことは、決して許されない。
長年にわたって出版されてきた、ダンスファン誌。
ならびに、ダンスファン誌で、数十年にわたって連載している金沢正太先生に意見を言ったり、
金沢正太先生と違う踊りをすることは、例え、日本チャンピオンといえども、許されない。
下手に逆らおうものなら、翌日から、ダンス教師として、生活できなくなりますからね。
ダンスファン誌は休刊(実質は廃刊)になり、金沢正太先生のお亡くなりになったので、
「違うモノは違う」・・・・と、一人一人が、自由に意見を言って良いと思います。
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