ブログランキングに参加してるブログに、こんなのが載ってた。
ダンスがいっぱい!マイフェア ダンス! > 【続報】アルナス追放の内情(>_<)
元世界チャンピオン、アルナス・ビゾーカス氏が、WDC(地球上で一番大きい、社交ダンスの組織)
から事実上の追放処分となって、組織が分裂するんじゃないか・・・って話。
なにがあったのかしらないけど、社交ダンスで「追放」とかは日常茶飯事。
集団から消されて、「ダンスシューズを履けなくなる」ことなんて、当たり前。
集団形成に成功して、権力を持ったモノが勝ち、弱いモノが負けて消えていく。
トップの世界でも、「あぁ、そうなのか」って程度。 自然な流れだと思うぞ!
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ここからは、個人的な考え方なのですが、
基本的に、社交ダンスの頂点は、
「理想的なカラダの使い方」を追求して「美しさ」を競うダンス
だと思って良いです。
「理想」に対する考え方に違いがあるのなら、分裂は「当然の流れ」。
チャンピオンでも、田舎のサークルとかでも同じだと思う。
「集団の多数は」と違う素性のひとは、集団から消される・・・ってこと
「追放される」原理なんて、一目瞭然。
「ダンスを習いたて」の初心者でも、「考え方が違えば分裂する」というのが、わかると思う。

マーカス・ヒルトン(という元世界チャンピオン)のライズ&ロアの説明を見ると
どんどん腕を降ろし続けていく(おそらくは、腕に重力を感じる)と、
最初は「ロア」で、ある時点(ある腕の高さ)から「ライズ」に変わる。
わたしは、マーカス・ヒルトンの言ってることが正しいと思ったし、
実際にやってみると、その方が「理にかなっている」と思うので、
その動き(カラダの使い方)を取り入れています。
でも、日本国内においては、プロ・アマ問わず、こういう動きは
認められることは、まず、あり得ない。
「ライズはカラダを持ち上げるモノ、ロアは沈み込むモノ」と、
日本国内では、決まっているから、それに逆らえば「追放」されます。
ヒルトンが.....とか、元世界チャンピオンが.....とか言っても
そんな踊方はは、集団社会の中では「屁の突っ張りにもならない」。
その集団における「多数派の踊り」こそが、圧倒的に強いんですね。
すべてが万事。
日本の社交ダンスなんて、だいたい、こんな感じでしょう。
(人間の醜いところを露呈させるのが、「社交」なんですよね)
実際に、わたし自身、3月以降、地元の石川県では踊っていませんし。
(昔から、地元で、ダンスシューズを履くことすら、難しい)
踊り方(ライズ&ロアという、最も基本的な部分)に関する考え方が
違えば、「理想の頂点」もまるっきり、違ったモノになってきます。
価値観はそれぞれなので、「違う価値観の人を尊重する」ことから始める。
まず始めに、「違う価値観が存在する」ということを教える。
それが、「社交ダンスを学ぶ」ということだと、わたしは思います。
でも、日本のプロ教師は、総じて「酷い」ですね。
「価値観の違う人を認めない」そして「徹底的に排除する」。
ダンス教師がそうならば、初心者のダンスサークルの人まで、
上から下まで、すべて、そんな感じ。
世界のトップの人が「考え方の違いで喧嘩する」のは、いいけど、
日本のド田舎の、庶民相手の「ダンス教室」と呼ばれる先生までが、
そういうことやって、喧嘩してたらダメだろう・・・と思う。
どっちにしても、「踊りに対する、偏った先入観を無くする指導」とか
「先入観から来る知識による排除で排除して、偏った集団を作る」とか
そういうのを無くする努力をしていく必要があるように思います。
日本の社交ダンスって、「おかしな先入観」だらけだから・・・・。
そうしないと、「真剣にダンスを習う人」が犠牲者になる。
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