ダンスパーティとか、ダンスホールに通ってる男性は、
多くの場合、「プロ教師」と呼ばれる人たちに
よく思われない、というか、「嫌われる存在」として
扱われるになってる場合が多いです。
多くのプロ教師は、
「場末のダンスパーティに入り浸る」とか
そんなことはしない。
むしろ、ダンスパーティを知らず、
「場末のダンスパーティから隔離」された環境で
育っている。
・・・ということ。
そして、「プロ教師が教える生徒」に対しては
「ダンスパーティに行くと、姿勢が崩れる」
「ダンスパーティに行くと、変な癖が付く」
ということで、
「ダンスパーティには、行って欲しくない!」
という本音が、見え隠れする。
まぁ、だいたい、概ね、そんなところだと思います。
でも、それだけじゃ、つまらない
ここまでが「余談」
こんなことは、誰でも、考えつくこと。
ここからが重要なポイント。
「場末のダンスパーティ」という場所においては、
男性が何らかのアクションを掛けなければ、
女性は、1ミリたりとも、動かない。
男性が女性を動かし、女性が男性に会わせて踊るのが
「リード&フォロー」と扱いになっている。
逆に言えば、
男性が、自分のカラダに何らかの変化を起こせば
女性は、男性の変化に合わせて、動いてくれる。
・・・ということ。
ひたすら、この原則に従って、同じことを繰り返す。
それが、「場末のダンスパーティ」の男性。
このときの、男性の心理を考えてみると面白い。
リードする側の男性の心理として
「もしかしたら、自分は間違った踊りをしている」
とか、そんな疑心暗鬼な状態だと、
女性と踊り続けることなんて、できるはずがない。
「自分の踊りは(部分的に間違っていたとしても)
根本的に、自分は、正しい踊りをしているんだ!」
という強い信念を、自分の中に持ち続け、
思い切って、女性に向かって体当たりしていったとき、
はじめて、「女性と踊ることができる」ようになる。
そして、恐る恐る、信念をもって踊ってみたら、
女性は思い通りに動いてくれた。
おぉこれだ! オレ様の踊りは正しかったんだ!
オレ様は、完璧に社交ダンスを理解したのだ!
・・・・みたいな、心理が、強くなってくる。
このあたりの男性の心理に対して、
「プロ教師」は「最悪」だと感じるはずです。
「最もダンスの汚い部分」として扱うはずです。
なぜなら、こういう心理は「上達を阻害する」結果になるから。
同時に、「パーティ主催者」としては、
一番、警戒すべき部分、恐れている部分です。
なぜなら、こういう心理は「女性を逃がす」結果になるから。
本来ならば、プロ教師も、パーティ主催者も、
この手のの、問題点ついては、共有できるはず。
だがしかし、
プロ教師は、「パーティ主催者」を
「汚いモノの中枢」として、
一番悪い奴として扱います。
社交ダンス全般にいえることですが、
リードする側の男性が、
「自分の踊り正しいと思い込み、
自分の踊りに、絶対的な自信を持つ」
と思い込むことは、非常に危険なこと。
そうならないようにするのが
「パーティマナー」の第一歩
であるべきだと、わたしは思います。
じゃぁ、そういうことを教えるのは、誰でしょうか?
プロ教師が教えなければ、一体誰が、教えるのでしょうか?
プロ教師は、なにもわかっていない。
パーティ主催者を悪人扱いして、
なにが変わるのでしょうか?
そんなことしても、なにも変わらない。
プロ教師は、なにをやるべきなのでしょうか?
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