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福井県の感染者 今日 0人 合計 122人
富山県の感染者 今日 ?人 合計 227人?
今日の石川県は、感染者ゼロ。
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今日も動画の紹介。
この先生、また、なんか、おもしろいことやってますね。
アイソレーション(英: Isolation)=「分離、独立、絶縁」
アイソレーション
『ダンス基礎』プロダンサーがやり方レクチャー、
ラテンダンサー必見ダンスだけで生活する
2020/05/27 你也會!社交ダンスYinggui老師
「社交ダンスのラテン種目は、カラダ全体を使うから、
ラテンは、アイソレーションじゃないよ」とか言いながら、
アイソレーションを、ばっちり決めるあたり、さすが。
ラテンやる人は、筋肉をほぐす意味で、積極的に取り入れてみるのもいいかもしれない。
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で、このブログで、ラテンを取り上げるはずもなく...
離すべきテーマは、もちろん、スタンダード種目。
よくよく考えてみると、「日本のプロ教師」が教える社交ダンスは、
「85歳からの、アイソレーション(分離、独立、絶縁)運動」
とか、そんな感じになってるように思います。(笑顔120%)
「上半身をカチンカチンに固めておいて、足だけを動かす」
とか
「下半身を床に貼り付けて、足の裏全体で床を踏みつけて、
腰をねじって、肩を振り回して行うピクチャーポーズ」
とか、
誰で出来る、すぐにできる、超ぉ~ぉ!究極のアイソレーション!
85歳、いや90歳から始めるアイソレーション・・・みたいな。
それが、プロ教師が教える、日本のスタンダードの基礎の基礎。
カラダ全体をカチンカチンに固めておいて、
「医学博士させも知らないようなクソ難しい筋肉の名前」を連呼して、
「○○金と、××筋を、集中して連動して、動かせ!!」みたいな。
そりゃ、高齢者に受けますよ! 高齢者大絶賛、儲かりまっせ!!
上の先生の動画と、日本のスタンダードのレッスン風景と比較して
感じることは、同じ「アイソレーション」と称するモノであっても、
「若い人向けの、クソ難しい、ラテンのアイソレーション」と、
「カラダ全体を固めて、カラダの一部だけを動かす、高齢者向けのアイソレーション」
比較するまでもなく、似ても似つかない。雲泥の差が存在する。
で・・・・・
ここからが本題。
アイソレーションに似たようなものに、こんなのがあります。
七類誠一郎氏の、「黒人リズム感の秘密」で有名な、BIRDの動き。
パルス性の強い音楽に合わせて、
首を緊張させながら瞬発的に前方に押し出す。
力を抜くと、首はゆっくり後ろに下がっていく。
この繰り返しのエクササイズ。
日本人は全般的に、この動きが苦手・・・らしい。
首が動きがぎこちない上に、音楽のリズムが取れない。
日本のプロ教師が教える社交ダンス(スタンダード)の
指導方法と比較してみると違いは一目瞭然。
日本の社交ダンスの現場は、こうだ!!!!
緊張が溶けて、首がダラ~ンと前に垂れてくる。
それをみて、先生が叱りつける。
生徒のカラダ全体を緊張させて、首を後ろに引いたまま、固めさせる。
これで、音楽のリズムを取れ・・・とか言っても無理でしょ!
これが、世界共通のダンスのリズムの基本だとか教えてるけど、
どう考えても、違うだろ!!!
全国統一の「子供から高齢者まで同じ基礎」という
カリキュラムの中で、77歳とか88歳の高齢者へ指導を
社交ダンスを教えていると、とんでもない矛盾が出てくる。
「アイソレーション」を一つとっても、高齢者に依存した
社交ダンスの指導方法が間違っているか、実感できるはず。
純粋な気持ちで、「ダンスの基礎をを学びたい」と
思っている人は、「BIRD」の動きを、やってみると
いいと思います。
パルス性の強い音楽に合わせて、
首を緊張させながら瞬発的に前方に押し出す。
その時、首の動きに合わせて、足を前に振り出すと、
振り出した足の「土踏まず」はどのように変化するか?
首の力を抜いて脱力させると、首が後ろに戻っていくかどうか?
まずは、これをためす。
そのあとで、「日本の社交ダンス」の基本を試す・
首が前に垂れてこないように、首を後ろに引きながら
カラダ全体をカチンカチンに緊張させておく。、
その状態で、足を前に振り出すと、土踏まずはどう変化するのか?
首の力を抜くと、首が前に垂れてきて、ついつい下を向いてしまい。
先生に叱られるという恐怖心を体験する。
両方を比べてみれば良い。
あきらかに、やってることが、正反対。
音楽の取り方も正反対。
なにが正しいのか? 踊りの、価値観も正反対。
如何に、日本の社交ダンスが「高齢者相手のカネ儲け」に
特化した指導方法になっているのか、実感できると思う。
実際、やってみればわかるけど、「BIRD」の動きは、難しい。
「BIRD」の反復運動が、楽しく感じられて、はじめて
ダンスの基礎が見えてくる・・・・みたいなのだろうけど、
日本人にとっては、とっつきにくいところはある。
挫折したくなってくる。
だけど、こういうのを練習した結果、出来る人がいるのも事実。
出来るようになれば、足の裏の使い方が変わる。
そして、カウントの取り方が変わる。
出来るようになれば、そのことが、身をもって、実感できる。
コロナで「踊れない」今だからこそ、
どんどん、視野を広げていったほうが良いと思います。
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