社交ダンスに限らず、なんでもそうだけど
何かを始めようとするとき、
難しい「登竜門」みたいなのが、あって、
やっぱり、やーーーめた! みたいになることが多い。
例えば、バレエなら開脚。
ストリート系なら、アイソレーション。
次回オリンピック種目になるブレーキンなら、
逆立ちして、アタマを床につけてクルクル回る動き。
最初から、「出来ない」と思っていたら、深入りしない。
じゃぁ、社交ダンスのスタンダードの「登竜門」に当たる「難しい関門」は、一体、なんなのか????
![ballet074.png](https://danceblog.miracle-dance.com/danceblog2020/archives/img/ballet074.png)
バレエは開脚。
開脚という登竜門があることは、
最初からわかっているわけで
出来ない人が、出来る人に勝てるわけが無い。
![bird.png](https://danceblog.miracle-dance.com/danceblog2020/archives/img/bird.png)
これは、首の反復運動。(アイソレーション)
アタマを前(下)に出す方が「緊張」、
力を抜く(リラックスする)と、アタマは後ろに下がる。
この動作が逆になって、「緊張させてアタマを後ろにもっていく人」
「力を抜くと、首が垂れ下がる人」は、挫折する可能性が高い。
必死に練習して「動作を反転」させるか、諦めるかの選択。
スタート時点から見えている「登竜門」がある。
・・・じゃぁ、社交ダンス(スタンダード)の
「登竜門」にあたるものは、なんなのか?
あった! これだ!! これなら出来る!
![kakmei040e3.png](https://danceblog.miracle-dance.com/danceblog2020/archives/img/kakmei040e3.png)
男生徒と、女先生の個人レッスンにおいて、
男生徒が前進するときは、重心のエネルギーを
ぶつけて、女先生のお腹に吸収させる。
男生徒の重心のエネルギーを上手に吸収できない
女先生は(競技の成績が良くても)教師失格。
相手のお腹に、自分のお腹を押し当てて、
女性が離れないように、右手で抱きつけば良いのだから
めちゃくちゃ、ハードルが低い。
これ、ほんとうに正しいのか???
「カップルの身長差は10~15cmが理想」
とか言われてたので、正しいことになっている。
でも、発表会のダンスタイムとかで、女教師を誘っても
「男性から逃げること しか考えていない」女教師は
たくさんいるハズ!!! これ、本当に、正しいのか?
---------
どっちにしても、日本の社交ダンス
「開脚から踝(くるぶし)に体重を掛けることで、
足の向きを正面に向ける」とか
「首のアイソレーションと、腕の筋肉の変化を
連動させてボディを動かし、それを相手に伝える」
とか、そんなこと言おうモノなら、相手にされない。
「コイツは気が狂っている」とか、そんな扱いを受けて、
その地域から追放される。
その地域にプロ教師が、10人いようが20人いようが、
「地域からの追放される」のを、助けようとしない。
いったい、なにが悪いのか?
スタンダードは、(日本の)プロ教師が教える基礎
・・・というかダンスの「登竜門」に該当するモノが、
根本的に間違っているような気がする。
|