昨日の「かがやき練習会」
コロナの感染者が出ていないことを祈りつつ・・・。
会が、今後、継続できるかどうかは、何とも言えない状況。
詳細については、次回25日の開催後に、合わせて報告します。
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ここで問題。
参加費500円と800円では、なにが違うのか?
これは、すごく重要なこと。
ダンスを教える先生、いわゆる「プロ教師」と呼ばれる人に知って欲しい。
500円と800円の違いの「本質」が見えてこなければ、
「ダンス会の将来を予想する」ことなんて、出来るハズがない。
それくらい重要なこと。
この問題に、的確に答えられる「プロ教師」がいるならば、
心の底から尊敬するけど、そんな教師は、いないような気がする。
だからこそ、プロ教師と呼ばれる人に、この問題を知って欲しい。
(知って欲しいから、手間暇かけて、ブログを書いてる)
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で、参加費500円と800円の違いは何か?
500円でも800円でもいい。
1回1000円でもいいから、
将来的に、安心して踊れる場所を残して欲しい
おそらく、これが多くの「参加者」の本音だと思います。
「踊れる」というのは、ダンスシューズさえ履ければ
どこでもいい・・・というわけではなく、
個人レッスンを受けている人でも、耐えられるだけの
水準を保った場所(少なくとも、参加者のうち何人かは、
一定の技術水準を持っている人が在籍する場所)
を、地域に一つは、なんとしても残しておいて欲しい。
・・・ということだと思います。
地方のダンスの年齢比率は70歳以上が大部分を占めており
高齢者限定だと、会場費を「タダ同然」で借りることが出来るので
1回100円~300円で、週3~4回、踊ることが出来ます。
(週3回で50週だと、年間150日間、ダンスを踊ることになる)
高齢化とともに、そういう場所に行く人が、実施的に
「地域の社交ダンス」の主導権を握るようになってきました。
「高齢者福祉」という名目の内部補助による、価格破壊ですね。
今年は、コロナの影響があって、わかりやすいのですが
「かがやき練習会」が再開する以前、おそらく6月くらいからすでに
高齢者が集る場所は再開してたハズです。
だから、踊りたければ、超安価で、踊ることが出来た。
じゃぁ、みんな6月頃から踊っていたのか? 否!!!
話しを聞いてみると、「かがやき練習会」がお休みしていた8ヶ月間、
一度も踊ることなく、再開を待っていた人も、相当数いらっしゃいました。
8ヶ月間、踊ってなかったけど、大丈夫かな?
「8ヶ月ぶりに、ダンス踊るけど、踊れるかな?」
・・・みたいな感じ。
これからのダンス界、1回100円とか200円で踊っている高齢者のケツを追いかけていても、「明るい将来」なんて訪れないと思います。
「1回800円でも1000円でもいいから、
安心して踊り続けてられる場所を、維持して欲しい」
と言う人を、いかにして集めるか! ということが重要です。
これだけのことを書いても、多くの「プロ教師」の人は
他人事のように感じるでしょうし、なにもしないでしょう。
でも、ここで重要なのは、多くの人が望んでいるのは
個人レッスンを受けている人でも、
耐えられるだけの水準を保っている場所
少なくとも、参加者のうち何人かは、
一定の技術水準を持っている人が在籍する場所
だということです。
困ったことに、日本の多くのプロ教師は
「個人レッスンを受けている人でも、
耐えられるだけの水準を保っている場所」
を守っていくためには、なにが必要か?
ということを、まったく理解しようとしない。
プロ教師が、この重要性に気づかなければ、
社交ダンス界は、根底から潰れてしまう。
「プロ教師の目は曇っている」
100円とか200円で無ければダメだという高齢者
と
800円でも1000円でもいいから、続けて欲しいという人
この区別が、「プロ教師」には、見えていない。
プロ教師と呼ばれる人は、
ほんの少しでもいいから、情報収集してほしい。
そして、「おカネを払ってダンスを踊ってる人」の声を、
真剣に聞いて欲しい。
そう思います。
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