今日は、待望の「ダンスの練習」の予定だったのですが
練習を中止にして、家にいることにしました。残念!!!
石川県の南加賀では「カラオケクラスタが、絶賛拡大中!」
であり、金沢市でも感染が拡大している状況。
自分自身は、厳戒態勢を取ってるのですが、
他県の人にとってみれば、石川県民と東京都民は要注意・・・でしょう。
他県に出向いて練習していると、こういうときに「制約」が掛ってしまう。
石川県から他県に行って、他県の人の生活圏(ダンスを含む)に、
入り込もうとする時は、細心の配慮が必要だと思います。
高齢者を巻き込んだ、クラスターは、なかなか終息しない。
以前のかほく市の病院の時も、クラスターは1ヶ月以上続いたし
今回の小松市のカラオケクラスターも、現在、2週間以上続いて、
更なる拡大を見せています。
いずれも、高齢者のクラスターです。
都会では、経路不明な感染者が増えて、感染の流れが見えなくなってます。
でも、石川県は、高齢者にクラスターが発生すると、終息するまで
どれくらいの期間が必要になり、どれくらいの人数が巻き込まれるか、
そういうのが、数字で、はっきりとわかります。
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で、ここで、考えておきたいのが、「優先順位」という考え方。
「社交ダンスのプライオリティ」。
・仕事よりもダンスを優先する人
・仕事で稼いだお金を、すべてダンスにつぎ込む人
・競技会でも、なんとしても上に上がりたい人。
こういう人たちは、感染リスクが高くても、必死になって
たくさん練習すべきだと思います。
例え、80%が死ぬような感染症だったとしても、
残りの「生き残る確率20%」に勝負をかけて練習する。
トップを目指す人ってのは、そういうこと。
リスクは大きいけれど、生き残った時のリターンも大きい。
でも、ダンスの底辺層は、そうじゃ無い人が、たくさんいる。
・ダンスよりも、カラオケを優先する。
・ダンスよりも、盆踊りを優先する。
・ダンスよりも、食事会を優先する
・ダンスよりも、花火大会を優先する。
あるいは、
・他にすることがないから、ダンスをする
・家にいると、冷房費が掛るからダンスをする。
・家にいると邪魔者扱いされるからダンスに行く
という人、想像以上に多いです。
こういう中途半端な人たちは、「ウイルス感染リスク」を
とってまで、ダンスをやらない方がよいと思いますし、
ダンスを進めない方がいいと思います。
ダンスのプライオリティの問題ですね。
本来、「ダンスよりもカラオケを優先する」人に対し、
ダンスの魅力・ダンスの奥の深さを伝えることで
「カラオケ優先」から「ダンス優先」に変えてあげることが、
ダンスを教える人(あえてプロ教師とは言わない)の
最大の使命であるはずです。
でも、悲しいかな、日本の社交ダンスを教える人は、
「カネを払え、教えて下さいと言え! そしたら教えてやるぞ!」
みたいな偉そうな態度(教える時の思考回路)の人間が多い。
「教えて欲しけりゃ、カネ払え!」という態度で付いてくる
生徒ばかりを見ていて、そういう人たちが、ダンス愛好者の
すべてだと思い込んでいるプロ教師には、
「社交ダンスの優先順位(プライオリティ)」というものが
どうなってるのか、わかってない先生が多いんですね。
少なくとも今は、「感染リスク」を、最低限にしたほうがいい。
ウイルス感染のリスクは「多くない」かもしれない。
だけど、「ダンスのプライオリティ」の低い人たちにとっては、
ダンスをやるメリットも「少ない」ということ。
「多くないリスク」と、「少ないメリット」なら、やらないほうがいい。
ダンスをやらない人は、「ゼロリスクを求めている」のとは違う。
高齢者依存が激しくなっている、現状の社交ダンス界においては
ダンスを続けるメリットが「少なくなっている」ということ。
それが現状です。
「コロナ渦での社交ダンス」というものを考えるときには、
そのあたりの認識を、はっきりと捉えておいたほうがいいと思います。
どうでしょうか?
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