・東京のライブハウスの出演者から、新型肺炎の感染者が出たらしい。
・一部の病院の医療関係者(医者・看護師)も、感染者が広まっているらしい。
この2つを比較してみる。
例え、どんな事情があったとしても、たとえ悪意がなかったとしても、
他人に「ウイルスを感染させた奴」は、他人に迷惑を掛けたのだから
「悪い奴」ということになる! おおいに反省する必要がある。
そういう意味で言えば、「ライブハウスの出演者」も
「病院の医者や看護師」も「他人にウイルスを感染させた 悪い奴」
ということになる。 どちらも同じ!どちらも悪い!同類項!
だが、ちょっと待って欲しい!
「ライブハウスの出演者」と「病院の看護師」を、どちらも同じように
「どちらも悪い奴」として扱って、よいのだろうか???
どう考えても、同じでは無い! 同列に扱ってはいけない。
ここで、今日の新聞の記事。
Yahoo!ニュース・読売新聞雄オンライン 渋谷のライブハウス、複数の出演アーティストが感染...来場者50人程度
東京都渋谷区のライブハウス「LOFT HEAVEN(ロフトヘブン)」で3月20日に行われた公演で、出演した複数のアーティストが新型コロナウイルスに感染していたことが、運営会社への取材でわかった。
運営会社によると、この公演は同日夜に行われ、十数人が出演。来場者は50人程度だった。出演者の感染を把握した運営会社は、公演から10日たった3月30日に保健所に相談。現在は休業している。
おそらく、ライブハウスにしてみれば、「休業すれば、食べていけない」
だから、無理をしても、ライブを開催しているのだろうと思います。
でも、ライブハウスの客は、全国から集ってくるので、
油断をすると、感染者が全国各地にに散らばり、全国各地で集団感染が
起こりかねない事態になる。
結局は、日本政府が強制的に休業させるなら、「日本政府はカネを出せ」
という話になってくるような気がする。
ところが、日本政府(安倍首相)は、ライブハウスの休業を要請しない。
例え、ライブの参加者による感染者が、全国に散らばり、全国に感染を
拡大させたとしても。。。 それでも、日本政府は、なにもしない。
みるに見かねて強制的に休業させとすれば、それは東京都の小池知事。
東京都が強制的に休業させるなら、「東京都は、カネを出せ」と
いう話になってくる。
小池知事は、どうするか?
日本の法律では、だれにも「ライブハウスを強制的に休業させる」権利はない。
やるとすれば、法律の乱用になる。(野党が一番嫌ってることだな)
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「休めというなら、カネをくれ!」という、民衆の展開に対して、
国民を冷静にさせるための「最善手」を放った、政治家がいる。
想像するに、たぶん「単なる思いつき」なんだろうけど、
それが「ツボ」にはまって、思わぬ効果を生み出す、
不思議な強運を持ってるような気がする。(敵に回すとこわいタイプ)
作るのに手間の掛る「布マスク」が、全都道府県の国民に配られる
と、本気で考えている人は、どれくらいいるだろうか?
おそらく、最優先である東京都の一部の家庭に郵送された時点で、
中止になると思われます。
布マスクは大量生産できないし、その間に、使い捨てマスクの
供給が回復すれば、布マスクなんか、要らなくなるであろうことは
冷静に考えれば、容易に想像できる。
安倍総理の「布マスク2枚」は、
「休めというならカネをくれ」という世論の風潮に対する、
強烈な「冷やし玉」だと考えれば、
「布マスク2枚」の効果は絶大! 「最善手」のような気がします。
今の時期、少なくとも、感染者が減少に転ずるまでは、イベントの開催を
自粛して、一人一人が、苦しくても我慢して、一日も早く感染を終息させる
方が、トータルでは「得」をするような気がします。
国民一人一人にとって、なにが、いちばん得策か??
国民にとっての、最善手は何か?
それを考えるのが、トップに立つ人であり、マスコミなどの情報手段。
でも、テレビは、ひたすら、カネ・カネ・カネと、あおり立てるだけ。
浮かれた状態で、騒ぎたてても、ロクな結果は出てこない。
たかが「布マスク」、されど「布マスク」。
ほんとうに、全都道府県に「布マスク2枚」が送られてくるのか、
そういうのを、考えながら、
一人一人が、冷静、かつ的確な判断を出来るようになっていくことが、
早期に感染を終息させるための、もっとも大切なことだと思います。
どうでしょうか?
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