タンゴウォークの1歩目の「謎」が溶けず、迷宮入り。
タンゴというのは、スウィングダンスでは無い。
なぜ、スウィングダンスでないものが、
スタンダード種目に紛れ込んでのか? 知らん!
社交ダンスに限らず、武道とか武術も含めて
カラダの内部(丹田)から手足の指先に向かって流れる
「流れ」みたいなものがあるはず。
「力の流れ」とか「勁の流れ」とか「気の流れ」とか。
カラダの中の「流れ」によって、
「相手を動かして自分がついていく」という動き、
社交ダンスにおける「リード&フォロー」が成立する。
ワルツやスロー、ルンバやチャチャにおいては、
「それでいい」と思っていた訳だが、
もしかしたら、タンゴだけは違うのかもしれない。
女性が「筋肉の動きも、骨格の動きも感じない、
まったく流れが無い『カラダ全体が水』のようなホールド」
を作ってきた場合、
男性側は、どうやって、最初の一歩を踏み出せばいいのか?
ライズ&フォールを利用した、丹田から手足に掛けての
「力の流れ」とか「勁の流れ」とか「気の流れ」
というモノが、相手に、まったく通用しないとしたら・・・
う~ん、謎だ!
『カラダ全体が水』のような女性のホールドは、
初めてだったので、最初は「究極の手抜き」だと思ったけど
もしかして、それは、手抜きじゃなくて、
これこそが、本当のタンゴなのか????
ボディを離して、てのひらだけのコンタクトをとって、
しかも、丹田から掌(てのひら)にかけての、力の流れが
全く通用しない。それでダンスになるのか?
根本的に、「タンゴ」という種目は、他の社交ダンスとは
まるっきり違っているのかもしれない。
まったくの謎だけど、「なにかある」ことだけは、確か。
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