長い間、ダンスをやっていると
女性から
「おかしなところ、ないですか?
悪いところがあったら、言ってください」
と言われたことのある男性は、
おそらく、沢山いると思います。
昔は、「教え魔」と称する、
女性に、いろんなことを教える男性がいた。
今は、そんな男性、ほとんど見かけない。
限られた地域の、限られたメンバーの中で、
お互いがダンスを続けていこうとすれば
自然に「主従関係」というか、上下関係が出来てくる。
「犬の社会」とか「猿の社会」とか
それに近い感じになってくるのかな。
具体的には
「休日に、不特定多数の人が、
入れ替り、ダンスを踊る集団形成」
において、フォローする側の女性は
自分よりも上位に立つ(上手な)男性なのか、
自分よりも下位(下手クソな)男性なのか
それを、男性に伝えておくことにより
「不特定多数が集る集団形成」において、
円滑・円満な関係を保っていこう。
。。ってことかな。
「プロ教師」が教える社交ダンスは
男性が、リードを掛け
女性が、ひたすらフォローする
男性が、無茶苦茶な合図を送っても
女性は、男性に合わせて踊る。
それが、リード&フォローだと...
社交ダンスとは、
そういうものだということを
昔から「プロ教師」は、
ひたすら、生徒に叩き込んできた。
なので、女性側が
踊りを変えていこうと思っても
女性側で出来ることは、
非常に限られている。
そこで
「悪いところ、言ってください」
だな。
上下関係を明確に伝える意味もあるし
女性側で「合わせる」ことが可能なら
トラブルなく、円滑に踊れるようになる。
「悪いところ、言ってください」
というのは、
限られたメンバーの中で、
ダンスを続けていこうとするときの
「女性側の知恵」のような気がする。
たぶん、現場を知らないプロ教師は
そんなの、全然、知らないと思う。
10月05日(火)の感染者数
東京144、大阪176、愛知62
石川8、福井3、富山3
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