陸上競技をみてると、時代と共に「走り方」に対する考え方が変化しているのが、わかる。
今は、厚底シューズのピンクの靴が主流。
その少し前は、弾力性ゼロの「裸足ランニング」が注目されていた。
足の裏の使い方が違えば、カラダ全体に変化を及ぼす・・・ってこと。
足の裏のアーチに体重を掛けて、カラダ全体にどういう変化を起こすか?
これが重要になってくるはず。
社交ダンスも同じ。「フット・プレッシャー」ってのは、たぶんそいうこと。
30年前に、カルチャーセンターの入門コースで習ったことが、
最近の若い人たちの踊りと、同じなのか?? というと、全然違う。
-*-
プロの先生は、「人間、死ぬまで、勉強ですよ!」「学ぶことは大切です」とか、
そういことを平気でいうけど、実際は、そうじゃない。
歳を取って、いままでと違うことをやると、筋肉が耐えられくなって、障害を起こす。
非常に危険。
(今までと違うことをやろうとしても、本能的に今までと同じ筋肉の動きをしようとするので、筋肉同士が相互に反発して、結果的に、致命的なダメージを与える)
5年、10年、踊ってきて、ある程度、自分の踊り方が定まってきたら、
誰がなんと言おうと、先生になんと言われようと、自分の踊りを貫き通す!
大切なのは、これ! あきらメロン(諦め)の悟り。
人間、「出来ない!」と思ったら、いさぎよく、あきらめる。
「出来ない!」ときの多くは、「根本的に、基礎が違っている」場合が多い。
そういうときは、潔く「あきらメロン」になることが、重要。超重要!
今まで積み重ねてきたモノに、付け焼き刃的な修正を加えるのは、よいけれど
今まで積み重ねてきたモノのベースは、絶対に変えてはいけない。
例え、「プロ教師」になんと言われようとも、絶対に変えてはいけない。
足の裏の使い方が変われば、カラダ全体の筋肉の動きが変わる。
ダンス歴10年を超えたダンサーは、踊り方を、変えてはいけない。
踊り方を変えたら、カラダ中の筋肉が、ぶっ壊れる!!!!
10年たったら、現状維持。「付け焼き刃」的な修正のみに留めること。
時代と共に「踊りの基礎」は変わっていく。
だけど、自分の踊りを、変えてはいけない。
踊りを変えたら、足の裏が変わり、普段と違う筋肉の使い方になる。
今までの筋肉の使い方と違うので、カラダ中に、障害を起こす。
極めて危険。 下手すれば後遺症が出る。
何事も、現状維持。 出来ないときは「あきらメロン」。
重要なことなので、なんども言います。
出来ないときは、「きっぱりあきらめる」ことが大切です。
|