金スマをみて「社交ダンスを始めよう!」と思った人はいるはず。
それ以上に、社交ダンスというものが、
「どんな基本をベースにして、
積み上げられた動きなのか?」
ということに、興味を持った人は多いはず。
そこで、簡単な「間違い探し」。
「筋肉を制すれば世界を制する」という本にある「基本」です。
この著者は「世界を制した、数少ない日本人プロ教師」だと思われます。
(キンタロー&ロペスも世界6位とか言ってるけど
あれは、アマチュアで、しかも年齢制限のあるクラスなので、
プロの世界で世界を制するのとは、雲泥の差があります)
社交ダンスを始める前の人の
「濁っていない、純粋な目」で見たときに
直感的に「違和感」を感じるところは、ありませんか?
こんなの嫌だ!、という「拒絶感」は、ありませんか?
設問は、これだけです。
「世界を制した、数少ない日本人プロ教師」が
書いた著書に、間違いなんて、あり得ない!!!
・・・と思うよね!! ふつうは...
でも、何割かの人は、「強い違和感」
あるいは、「激しい拒絶感」を持つはずです。
動きをよく見て下さい。
【0】~【2】と【5】~【7】において
支え足の真上で、胴体が、完全に止まってます。
つまり
【0】~【2】が停止(STOP)
【2】~【5】が移動(GO!)
【5】~【7】が停止(STOP)
この説明では、社交ダンスの基本は
「ストップ & ゴー」の繰り返し
だと、言ってることになります。
少し考えれば、違和感、アリアリです。
ウォークの時間配分で言えば、
3割は、支え足(suporting foot)の上でSTOP
7割は、体重移動のためのGO!
です。
この動きを、例えるなら
阪神電車の青胴車(ジェットカー)。
急加速・急ブレーキで、
次の駅に移動する各駅停車かな。
普通の人の歩き方は、
胴体は、つねに同じ速度で移動しています。
減速せずに、足の上を通過するので
快速電車(赤胴車)みたいなものですから、
如何に「世界を制したプロ教師」の基礎が
一般的な動きから「乖離」しているかが、
わかるかと思います。
そんな「一般的な動きから乖離」した指導には
一般人が理解出来ない、重要な意味がある
...と、思うでしょ!
・・・無いの・・・
一歩一歩「ストップ&ゴー」を繰り返す「各駅停車」的な動き。
無茶をすれば、動きが「荒くなる」か
「固くなる」か「小さくなる」か、どれかになります。
社交ダンス未経験の、濁ってない目で見て
「世界を制したプロ教師」の指導は
正しいと思いますか?
それとも、違和感・拒絶感を持ちますか?
なにごとにも、疑問を持つことは、大切なことです。
「世界を制したプロ教師」に対しても
おかしいモノは、おかしい!
疑問を持つ人、声を上げられる人は、
上達する素質を持った人だと思います。
|