最近、オリンピックの関係で、
ナイキのピンク色の厚底シューズが、テレビの話題になってますね。
ブランド名は「ズームX」zoomx かな。
朝のテレビを見てると
「走るときはいいけど、膝を傷める。歩きにくい」
という人がいたかと思うと
「そんなことはない。走りやすいし歩きやすい」
という人もいる。
歩き方は、人によって異なる(少なくとも複数のタイプがある)ので
他人の話を聞いただけでは、わけがわからない。
このシューズ、薄くて軽い「固い板」のソールが入っているらしい。
これがカギ。 これが秘密。
この「固い板」のソール。
母趾球(ボール)と土踏まずの境目の部分が、バネのように曲がる。
だけど、それより後ろの部分は、曲がらない(僅かな球面になってる?)
厚底の靴で体重を受け止め、板バネのように「曲がったソールのときの反発力」で、
カラダを前に押し出す・・・・とか、そんな原理は、誰もが考えつく。
だけど、それだけじゃない・・・ような気がする。
「固い板」のソールが、足の裏にくっついていると、
いつでも、両方の足に、土踏まずの間に、空間を作ることできる。
いつでも、土踏まずのアーチを作ったままの状態を、キープすることができる。
普通の靴の場合、土踏まずのアーチは、床を踏みつけた時(床と足の裏が接した状態)
だけであり、そのほかのタイミングでは、土踏まずのアーチは機能しない。
(そのほかのときんは、「土踏まずのアーチを作ったときの下半身の筋肉が機能しない)
ところが、「固い板」のソールをある靴を履くと、ソールと足の裏が常に接するので、
すべてのタイミングによって、しかも両足同時に
土踏まずのアーチを作ったときの、下半身の筋肉が、最大限に機能し続ける。
土踏まずのアーチが最大化すれば、カラダは軽くなり、動きは大きくなる。
最終的には、そういう結論に達するような気がする。
日頃から、土踏まずを押し潰しながら、歩いている人が、厚底シューズを履くと
前のめりになって、つま先に体重が集中して、めちゃくちゃ歩きにくくなるけれど
ひごろから、土踏まずを意識して、くるぶしに体重を掛けることを意識している
スポーツ選手がこの靴を履くと、「裸足よりも裸足に近い感覚」になるのかもしれない。
この厚底シューズの現物は、見たことがないけれど
長年、社交ダンスをやっていれば、、朝のテレビの言いかけんな情報だけでも、
この程度の推測することは・・・・簡単かもしれない。
この推測、あたってるかな?
当たっていれば、ここ1~2年で、社交ダンスが大ブレークするかもしれない。
「固い板」のソールと土踏まずのアーチは、社交ダンスの靴・・・だから。
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