昨日は、楽しいダンスの練習。
「1週間に一度」の楽しい時間。
「内股のタンゴ」を推奨している本、
あの「解剖学」の本、書いたの誰???
と、聞かれた。
いつもは、引用している本のタイトルを、
明記しているのに、今回は書いてないね。
今回は、珍しいね...と
「知らないと踊れない
ボールボールルームダンス解剖学
スタンダード編
~筋肉を制すれば世界を制する」
という本です。
オレ様が教える「解剖学」を認めないヤツは
ダンサーとして認めねぇぞ ボケ!
・・・みたいな、威圧感のあるタイトルです。
日本人には「内股」の人が多いから
こういう本は、多くの支持されるんだろうな。
「本が売れる」ということは、
多くの人に支持される....ってことだからね。
マーケティング的にも完璧。
「世界を制したい」と思っている競技選手は
プロアマ問わず、買い求めるでしょうし、
本がボロボロになるまで、何度も読み直すでしょう。
あくまで、個人的な「解析」ですが
この本の著者(世界を制した、世界チャンピオンクラスのプロダンサー?)の踊りの原点は、
「ダンスファン」に数十年にわたって連載を続けてきた
金沢正太先生に近い気がする。
背中を縦軸、持ち上げた両腕を横軸として
背中に「鋼鉄の十字架を作れ」
という考え方。
ダンスファン誌が、この指導方法に賛同し、全国展開
多くのプロ教師が、追随して、日本中のダンサーが、
この指導の下に、練習を繰り返してきた。
じゃぁ、背中の十字架を、垂直に保ったら
いつまで経っても、動けないじゃないか
どうやって、背中の十字架を動かすの???
って話。
そこで、頸椎(くびの骨)の後方から
空手チョップを3発!!!!
「背中の十字架」の「上の端」にあるのは
クビの骨、頸椎です。
クビに刺激を与えて、クビを押し出せば、
「背中の十字架」も動きます。
単純明快! 人間の本能を使った条件反射
「背中の十字架の上の端に、空手チョップ!」
如何に、的確に、クビに刺激を与えるか?
それが、背中の十字架を安定させる極意!
...みたいな、簡単な原理ですね。
模範的な「日本の社交ダンス」だな。
わたしは、最後まで、これが出来なかったので、
長い間苦しんだ。
結局、こんな踊り方やめた。
「とある外国人の踊り」を見たとき、
そんなことしなくても踊るんだ!と思ったから。
わたしは、
「全身の力を抜いて、カラダを水にする」
という考え方に近い。
如何にして、カラダの力を抜いた状態で
ホールドを維持するか? を目標にしている。
だから、多くの日本のプロ教師
(特に、地元石川県のプロ教師)とは、
まるっきり、考え方が合わないんですね。
でも、まぁ、
自分は、自分で、やりたいこと、やるわ
自分は、自分のやりたい踊り方、踊るわ!
・・・とか、おもったりする。
10月10日(日)の感染者数
東京60、大阪105、愛知35
石川2、福井4、富山1
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