たいていのダンス教室には、
大きな鏡があります。
鏡の前に立って、鏡を見ながら
これをやって見ると、面白い。
「鏡と鏡のつなぎ合わせの縦線」に
自分のネクタイを合わせて、
カラダを、左右に回転させる。
カラダを回転させたとき
ネクタイが左右にどれだけ動くか
を確認する・・・単純な作業!
「軸基点」が「胸」ならば、
カラダを回転させても、
鏡に映ったネクタイは、
ほとんど左右に動かない。
「軸基点」が「背中」ならば、
カラダを回転させると、
ネクタイは、大きく左右に振れる。
これをみると、
女性の胸の飾りは、
それなりに、左右に動いている。
ただし、このとき・・・・
背中を軸にして、積極的に、
胸を左右に動かそうしているのか?
動かしたくなくても背中を動かすと、
カラダに抵抗を感じながら胸も動くのか?
もしかして「なにも考えていない」のか?
検証が必要になる。
そこで....
このとおりにやって、
【4】の姿勢で、
カラダを左右に回転させてみると
概ね、結論が出てくるとおもう。
昔からのプロ教師は、
生徒の背中に「姿勢矯正器」をつけさせて
姿勢が崩れたら叱りつける
・・・という指導をしていた。
姿勢矯正器をつけて、
カラダを回転させると、
胸は大きく左右に動く。
若手~中堅のプロ教師は、
この事実を知らない。
他人にものごとを教える時には、
「最新の技術」だけではなく、
「歴史・変化」が重要になる。
「歴史の呪縛」を乗り越えてこそ
社交ダンスに、明るい未来が待っている
・・・とも言える。
9月05日(日)の感染者数
東京1853、大阪1820、愛知1376
石川20、福井34、富山24
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