昨日紹介した、エレクトロ・スウィング・ダンス。
社交ダンス(スタンダード)と直接は無関係かもしれないけど、
ワルツとか、スロー・フォックストロットは、
「スウィング・ダンス」と、呼ばれています。
動画の踊りも「スウィング・ダンス」だとすれば、
根本的な部分で、「共通点」があるはず...ですよね。
「共通点は何処だ?」という点に着目して、
去年の年末にアップされた動画。
これ、繰り返してみると、なにかが見えてくるように思います。
(再生ボタンを押すと、2分05秒から、スタートします)
この動き、
床についている「支え足」が、上半身を支えている。
・・・というのは、間違いないはずだけど、
少なくとも「床から根っこが生えている」ようには見えない。
でも、実際には
「支え足でしっかり、上半身を支えている」
からこそ、上半身はブレずに、安定している。
直感的なイメージだと
「根っこから生えてる太い足で、上半身を支える」ことが、
「床の上に、しっかり立つ」というイメージになりやすい。
これならば、「支え足=軸足」ってことで、いいと思う。
でも、これは、そんなイメージとは違う。
なら、これ、「支え足=軸足」なのか?
おそらく、否。
支え足を軸足として使い、
軸足を中心にして、ボディを回転しさせたり、
ボディを引き寄せたり、送り出しているしているのか?
おそらく、否。
支え足じゃない方の足に、重心を乗せていく
(両足に体重を分散させ、重心移動を行なう)
からこそ、支え足が動いても、ボディが安定しつづける。
...ような気がする。
普通の人以上に、、安定して、支え足に立っているけど
支え足を軸足にして動いているか?
と言えば、そうじゃないような気がする。
そういう考え方が、「スウィング・ダンス」の
根底にあるのだとすれば、
ワルツや、スローフォックストロットも、
同様の考え方をベースにすべきじゃないか・・・と。
「支え足=軸足」が正しいなら、
「軸になる足」に重心を集中させて、
スウィング動作を掛ける練習をすべきだし、、
「支え足=軸足」が正しくないなら、
両足に体重分散させ、重心移動をさせながら、
スウィング動作を掛ける練習をすべきだと思います。
最終的に、なにが正しいか?
そんなことは、誰も、言わない。
自分が「正しい」と思う道を、進んでいけばいい。
こんなの、真似出来ないし、真似する必要もないけど、
これも、ワルツを同じ「スウィング・ダンス」なのか?
じゃぁ、「スウィング・ダンスの基礎」ってなんだろう?
とか、そんなことを考えながら、
この動画、何回も繰り返し見ていると、
動きの自然さに、「目が慣れてくる」ような気がする。
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