「プロ教師が触れない盲点」シリーズ。
今日のお題は、「右足を出す」「右足スタート」!
人間のカラダが左右対称ならば、(両足を揃えたところから)
大きく左足を出すことも、大きく右足を出すことも、
同じように出来るはず....だよね。理論的には!
だけど、大抵は、ナチュラルターンの手前に補助足を入れて
「左足からスタート」ばかりを、練習させている場合が多い。
ならば、たまには、右足スタートをやってみればいい。
だんだん面白いモノが、見えてきます。
社交ダンス(スタンダード)の場合は、
右側に相手の女性がいるから、右足は出しにくいけど、
シャドウなら、右足を思いっきり大きく出せる!
どんな姿勢でも、どんな方法でも良いから
ともかく、大きく右足を出す!!!
バランスを崩さないように、ともかく、やってみましょう!

例えば、これ!
「前傾の限界」の姿勢で一旦停止してから、
【3】の右足を出していけば、
大きく右足を出せるよね!・・・って話。
右足を出すとき、肩甲骨の周辺だけでなく、
手の指先から、頭のてっぺんまで、カラダ中の筋肉が変化します。
そして、鳩尾(みぞおち)は持ち上がって、背筋は伸びます。
前傾の限界から、右足を出そうとするとき、
カラダを固めていたら、ぶっ倒れてしまいます。
「前傾の限界」からの動きは、カラダが伸びるので
外見上は、カラダを伸ばして、カラダを固めているように見える。
だけど、実際には、カラダの力を抜いて、柔らかする必要がある。
でも、こういうことを、「プロ教師」と称する人は
教えませんし、教えようともしません。
最初から、最後まで、姿勢を垂直に保ったまま、
シャドウ・シャドウ・シャドウ!
最初に「姿勢を崩さない、崩したら叱られる」
というのを叩き込まれたら、
下半身の動きが、全身に伝わってこないはず。
というか、全身に伝わるはずが無い!
足は足だけで動き、上半身だけで姿勢を作る。
下半身と上半身を、完全分離させておいて、
みぞおちを上げろとか、クビを伸ばせとか。
そんな指導ばかりを、やってるような気がする。
ほんとうに、それって、基本なんだろうか?
高齢者限定の団体レッスンなら、
そういうのでもいいのかもしれないけど
「ダンスの本質」からすると、
根本的に、なにかが違うような気がする
だけど、「プロ教師」と称する人は
そういうことには、触れないし、触れようとしない。
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