いろんな人と踊っていると、
なぜか、体重に関係なく、
「重たい!」と感じる女性もいれば
「軽い!」と感じる女性もいる。
その話は、別の機会にするとして、
今回はもっと単純な話し、
一般に
男性は、身長が大きくて、体重は重い。
女性は、身長が小さくて、体重が軽い。
「大・重」が「小・軽」を動かすのは、簡単だけど、
「小・軽」が「大・重」を動かすのは、難しい。
この「難しい」ことを、成し遂げることを
専門用語で「柔よく剛を制す」という。
ナチュラルターンの3歩においても、
男性が女性を動かすライン取り(導線)の範囲は
無数(ほぼ無限大)にあり、男性なら誰でも出来るが、
女性が男性を動かすライン取り(導線)の範囲は
狭い範囲に絞られてくる。しかも難しい。
そして、女性が男性を動かすライン取り(導線)は、
男性が女性を動かすライン取り(導線)の中に存在する。
...こう考えると、面白いものが見えてくるはず。
「男の生徒」を動かすことが出来る「女の先生」がいたとする。
どうなるか?
男の生徒のナチュラルターンが、「女性が男性を動かす導線」
の範囲に入っていれば、女の先生は真剣に教えるだろうけど、
そうでなければ、女の先生に手抜きされる可能性がある。
もし、仮に、社交ダンスの「美しさ」が、
「男女の協力」によって得られるものであるならば、
「小・軽」が「大・重」を動かすときのライン取り(導線)
つまりは、「女性が男性を動かすライン取り(導線)」を、
男性が把握する必要がある
・・・・という結論に達するような気がする。
悲しいかな、多くの日本の「プロ教師」と称する人は、
これを教えない....ような気がする。
チェック方法として、練習している男性の動きを、
「女性が男性を動かす導線に、入ってるかどうか」
だけに着目して、じっくり観察していれば、
なにか、面白いことが、わかるかもしれない。
これ、社交ダンス版の「柔よく剛を制す」になるのかな。
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