4本足から2本足への「進化」には、2つの考え方がある。
後ろ足(足)と前足(腕)を、完全に独立させて
「上半身を固めて、下半身だけで動く」練習をして、
上半身をだけで「自由自在なポーズ」を作る方法。
もう一つは、「カラダ全体を一体化」させて、
手の指先が動けば、骨盤が動いて、足が動く。
ともかく、「手足が連動した動き」を前提とする方法。
「社交ダンス」は、どちらの進化を目指すべきなのか?
プロ教師が「手足は連動するのが基本」とか言って
生徒に「連動した動き」を教えたら、多くの生徒は逃げる。
プロ教師自身は、「手足の連動が基本」だと知りつつも、
生徒が逃げることを恐れて、基礎を教えなければ
カネは儲かるけど、「最悪感」との戦いになる。
じゃぁ「自分は、手と足が連動しません!」
と宣言している人が踊る社交ダンスは、どういうダンスになるのか?
「手と足の完全独立」を目指すプロ教師が、
誠心誠意「手と足を分離」したダンスを教えたら、どうなるか?
その熱意に心打たれて、多くの生徒が集まるだろうし、
辞める人も、ごく少数にとどまるだろう。
なにをもって、「進化」とするのか?
その認識の違いは、とても重要です。
、
「床を踏む」という動作だけで、
まるっきり、発想が逆になってくるから。
自分は、どちらの道を進むか...
それを見失わないことが、大切です。
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